恒例になりましたが干支に因んだプレイモービル、竜とかに比べてさすがにへびというのは単体では製品になりえないため少ないのですが、こんなものが手元にありました、ということでご紹介します。
セットの中に蛇が入っています、ということになりますが、こちら。
ドイツでは2004-2006年にカタログにあったラリーシリーズ・4421オフロードレースカーです。かつてのダカールラリーを意識したようなラインナップが特徴で、大型のトラック、バイク、ヘリコプターなどもありました。
箱の下の方にへびが見えませんか?
コブラともう一種は何でしょうか。いずれにしても砂漠の真ん中で顔を合わせたくない動物です。コブラの方は柔らかい材質で、ちょっと珍しい感触です。
このセット、砂漠を模した大きなベースにヤシの木やサンドチャンネルなどをはめ込み、その上をこの車輛が通れるような作りになっています。
そこにいる動物がヘビにハゲタカにさそりとあっては、少々怖い場所ですね。
カサブランカ、ラバト、マラケシュといかにもな地名の道標が描かれています
本来の主役、ピックアップトラックのようなラリーカーを見ていきましょう。
別売りのユニットを使えぱ、ラジコンカーとしても使えるようになっていました。
前輪のサスペンションが上下に利くように柔らかく作られています。
ボンネットを開けるとエンジンも再現されています。
工具類も充実しています。
足元の水筒、なんだか小学生の遠足みたいです。
工具類は後ろにしまうこともできます。
ドア横のゼッケンには「ヨーロッパ・アフリカラリー」とあります。
女性ナビゲータが持つ地図です。
フランスを発ってスペインを経由してアフリカ大陸に入っていくようです。
お次は「へび繋がり」でこちら。
2006年発売の4224救急バイクです。製品そのものは白バイなどの色替え品ではありますが、ここにもちゃんと「へび」がいます。
へびが巻き付いた杖のマークがそこかしこに入っているかと思います。これは「アスクレピオスの杖」と呼ばれ、西洋では医学の象徴として知られており、実際に医学、医療に関するさまざまな場面で使われるデザインです。
バイクのパニア部分にも入っています。
ライダーの方も見てまいりましょう。
ヘルメット、ウェアなどにも杖にからみつくへびのマークです。できればお世話になりたくないバイクです。
ややこじつけ感もございますが、巳年の玩具道楽でした。日本だけでなく、中国など干支がある国・地域のイラストや置物などを見ますと、顔が可愛らしく描かれているへびも多く、本物とのギャップも感じます。へびというとその昔、中野のサンモールだったかに「蛇屋」さんがあって、広口瓶にへびが入ってうごめいているイメージが強く、今でも思い出します。