工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

牛に牽かれて玩具道楽!?

2021年01月11日 | 玩具道楽
 久々の玩具道楽でございます。本来ならこういう干支にちなんだネタは三が日のうちにやった方がいいわけですが、前にも書きましたように、私のパソコンの不具合が原因で家人のパソコンを借りることとなり、松の内も過ぎての更新でございます。
 プレイモービルは人形遊びを中心とした玩具ではありますが、動物たちと組み合わせたセットなども早くから販売されております。1980年代初頭からそれまで馬くらいしかなかった動物にさまざまな動物が加わり、牛も入っています。ウェスタンのシリーズなどに水牛がセットされていたこともありました。牛つながりということでは、ネイティブアメリカンのセットにバイソンが入っておりました(余談ですが戦前の日本にはバイソンのコンビーフというのが輸入されており、私の亡父も食したことがあったようです)。
 私の手元にあるプレイモービルの牛たちです。

 プレイモービルには農場というシリーズが定番商品として展開されており、こちらは1999-2005年までカタログ入りしていた3077の牛の親子と男の子です。

 カタログ落ちした後もしばらく流通しておりまして、私が購入したのも2008年で、翌年の年賀状のデザインに入れるためだったかと思います。
 牛の親子は色違いで袋に入った「アドオン」というシリーズでも見かけました。

こちらはジャージー牛の親子という名前で売られていました。
 プレイモービルでは小さな箱に1体だけ入った「スペシャル」というシリーズがあり、こちらはヨーロッパでは子供のお小遣いで買えるようなものですが、2004-2005年のカタログにラインナップされていたものの中に、子供と子牛の入ったものがありました。

 子供二人で牛を手なずけている図でございます。

 この時代の農場シリーズ、作りがほのぼのとしていて気に入っています。やはり年賀状に使おうと思って羊やにわとりのセットを持っています。
 我が家のもう一つの牛のセットはこちら、2013年リリースのこちら、品番5425です。

 アルムアプトリープと呼ばれ、アルプスで夏の間放牧されていた牛たちが里に下りてくる際に花飾りをつけた様子のセットです。


 大きなカウベルはまさにスイスアルプスの牛を表しています。スイスを旅行された方ならお土産さんでカウベルのミニチュアを見たことがあるのではないでしょうか。
 このセット、花飾りとカウベルをつけた牝牛が三体、親子三人、子牛と子ヤギが一体ずつ入っています。


 これ以外にもプレイモービルでは、1-3歳向けの123というシリーズで牛を製品化していました。123は小さな子供でも扱えるようにとがった部分をなくして、口に入れても安全なような作りにしています。2008年にマルタ島のプレイモービルの工場見学をした際に、ちょうど123の牛を組み立てているところでした。胴体の左右に接着材か何かがついていると思われる薄いシートを挟んで固定する作業をしていました。
 玩具の牛をいろいろ書いてまいりましたが、子供のころ持っていたトミカの一台にトヨタ・ハイエースの荷台にリアルな作りの牛を積んだのがあったなあとか、いろいろ思い出しておりました。
 鉄道模型でも家畜を積む「カ」という形式の貨車もありますし、牛のフィギュアも出ています。鉄道の家畜車は通風をよくするため、隙間が開いているのが特徴ですが、貨車の車体が黒いので、模型の牛を積んでも見えにくくなってしまうのが残念なところです。
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