工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

夏の思い出・・・シュビムワーゲンを民間バージョンで

2023年09月14日 | ジオラマあれこれ
 9月になってようやく朝晩の風が涼しく感じられるようになりました。夏の間は涼を求めるような工作ばかりで、久々の艦船や、今回ご紹介するドイツ軍の水陸両用車、シュビムワーゲンを作っていました。
 シュビムワーゲン、いちいちご紹介するまでもないでしょう。ドイツの生んだ水陸両用車で、水上走行ももちろんのこと、陸上でも重宝されていました。タミヤではミリタリーミニチュアの初期にキットがリリースされ、私も中学生の頃組んだことがありますが、今回のものは後年新金型で発売された方です。
 しかも今回は戦後に民間で使われていたら、という設定です。他のモデラーの方も同じようなテーマで作られているようですが、いわゆるソフトスキンで、しかも水陸両用というレジャーでも活躍しそうな車輌となりますと、民間で使う設定もありじゃない?となったわけです。

 ビーチにやってきたシュビムワーゲンということで、Mr.カラーの緑に車体を塗り、足回りの白っぽい色はMr.カラー311番です。砂地の部分はタミヤの情景テクスチャーペイント・ライトサンドです。
 反対側は波打ち際です。

 アクリルガッシュで水色系の色に塗り、ジェルメディウムで海面、波などを再現しました。シリコンを使うほどでもないかな、ということでメディウムにしました。波打ち際の白い波はファレホのオフホワイトを塗っています。
 ライトを透明部品(ウェーブのHアイズ)に取り換えたりしましたが、基本的なところはいじっていません。
上から見た様子です。

座席はGMカラーの朱色5号です。前席にはラジカセとペットボトルです。ラジカセはタミヤのピバーのものですが、人形の部品がランナーごとばら売りされていて、その中に入っていたものです。
車体にいろいろデカールを貼りましたが、そもそもシュビムワーゲンはオールがついていたり車外のスペースが少なく、貼る場所があまりありません。グリーンスタッフワールドやGentlemen For Wheelsという自動車用のデカールなどを使いました。
ポーズを取る女性ですが、オーロラモデルの「女性兵士9」という製品です。4月1日にご紹介したイタリア少女団と同様、ホワイトメタルキットです。健康的な美しさを出したつもり、なのですが・・・。

そんなわけで「遊び」のシュビムワーゲンでした。シュビムワーゲンについてはガチな方も再現すべく、人形も含めて準備しております。今年中に作れるかなあ。

さて、今夜(9/14)は阪神タイガースが久々に「アレ」じゃなくてリーグ優勝しましたね。もともと岡田監督がオリックスの監督時代に交流戦の優勝争いをしていたときに「アレ」と言っていたように覚えています。何はともアレ、岡田監督、タイガースの皆様、ファンの皆様、おめでとうございます。


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