ももちゃんの面白古代史

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馬具のルーツは木曽馬

2016-05-30 01:28:46 | 木曽馬は日本原産・古墳時代活躍の木曽馬・
馬具のルーツは木曽馬・ 5・29
・日本の馬の伝来も古墳時代にモーコ等中央アジアの馬が日本に伝来し馬具及び騎馬の習慣が根付いたような考古学上の認識が一般常識化している。特に江上氏の「騎馬民族伝来・馬具のアジアからの伝来」説に影響されている感が強い。私もワクワクして読んだ記憶がある。しかし松本市の発掘報告書を調べている中で、騎馬民族と言う「夢」に踊らされている事に気が付いた。と言うか、縄文中期後半の松本中山地域で馬具の一種が出土している事に気が付いた。そう、馬具も生活的にみると一挙に鐙とか轡など全てが揃っている訳ではない。必要な部分の器材から順次工夫され増えて、埴輪馬の装具の様に整った装具になった訳で、埴輪時代に既に馬具は殆ど揃っている。それほど以前から馬と日本人は関わってきている訳だ。松本中山の縄文土器と馬具の共出土を思い出した。
・縄文時代特に中期は八ヶ岳裾野から諏訪湖周辺を中心に茅野・原村・諏訪・岡谷地域が世界一の土器や遺跡の出土があり、大いに繁栄し人々が行き交っていた事を考えると、近くに自生しているクマなど他の動物と異なって優美で早い走りをする木曽馬が縄文の人々の目につかないはずが無い。木曽地域は諏訪や松本の直ぐ近く。そして馬具出土は福岡を抜いて日本一、遺跡等から出土する馬骨は木曽馬の特徴を持ったずんぐりむっくりの中型馬。
・馬との関わりは縄文時代からあっただろうし馬具の縄文遺跡からの出土もうなずける。当然日本の馬の文化の中では馬具と騎馬の習慣は日本にルーツがあることがはっきり言える事だ。今日本史を考えているから世界的ルーツを考える必要はなく、日本の文化の中の馬具は伝来文化ではないとはっきり言えることだ。しかし変なロマンチストは日本の木曽馬はモンゴル等から伝来したと主張している。日本に自生馬がいるのに何故輸入する程の必要があったのか、伝来説は単なる推定で有り痕跡も理由も無いのだから考古学的には早急なる見直しと検討をするべきだろう。
ウインドーズ10に変更したら
使い勝手非常に悪い。今までのようにブログが続けられるのか不安で書いてみた。
数日パソコンを預けていたのでその間、古代史で纏めて行きたい・やりたいとイメージが膨らんでいたのに、使い勝手が悪くイライラして、古代史で何今後やろうかイメージしていたことが頭から消えてしまった。
・伊勢志摩サミットも無事終わったが何が行われたのかよくわからない。それにしても都知事の公私混同・いい加減にしろと言いたいが、政治をきれいにしたいと・期待を持たせる事を言っていた舛添さん。ただ失望あるのみ。


古墳時代活躍した木曽馬は日本生まれの原産

2015-10-19 21:56:12 | 木曽馬は日本原産・古墳時代活躍の木曽馬・
古墳時代活躍した木曽馬は日本生まれの原産
 木曽馬は日本原産種だと言うのに、なぜかモンゴルから来た馬が木曽で飼われるようになったという常識が通用している。日本文化は原産種の馬まで伝来したことになっちゃっておかしな常識。モンゴル原産の馬がどうやって古墳時代前の時代に日本に渡来してきて、馬を飼う場所いっぱいあったのに木曽の山奥に来て飼われたのか、不思議な学説・常識がまかり通っている。変な日本史です。
 縄文時代中期後半の木曽に近い松本の遺跡から馬具が出土している。その後松本地域や群馬・埼玉等関東で埴輪などで多く出土している事実があります。馬は生き物だから行った先で繁殖させるのは簡単じゃなかったと考えられます。そして馬具は早い移動手段として活用され戦闘にも重宝されたと考えられますよね。原産種の馬まで渡来の馬だなんて読むとさみしくなっちゃいますよね