
百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されるという事で、世界一巨大な古墳・仁徳陵等のTV放映があり、TV番組「歴史ヒストリア」を見た。しかしNHKともあろう編集とは思えない根拠もない説を並べていて、まるで小学校の教科書を解説しているようで面白くもなく、この上なくバカらしい内容だったので、途中で居眠りしてしまった。巨大古墳や古墳群についての多くの説があるだろうに、どの説も取り上げられず、私に言わせれば何の根拠的出土品も明かさず、面白くも期待もない、間違いだらけの解説だった。
・皇室の御陵墓指定されている仁徳陵天皇陵等だから、考古学的解明は控える必要があったとしても、日本に存在する幾つかの説を紹介すること位、はばかる必要ないのではないか。確かに奈良時代に皇室=天皇制度や家系が確定されて、多くの疑問を飲み込んだまま天皇制の確立が行われたとはいえ、万世一系を覆す事実が出てきたとしても、日本の本来の真実に近い考古学的解明はされてもいいのではないか。?。例え奈良時代からでは万世一系の趣旨からは外れるとしても、今の皇室は奈良時代に新たに成立した家系としても、万世一系の趣旨から少し問題があったとしても、天皇家は奈良時代から続いて来たのは確かだから世界一の家系であることは変わりがない。奈良時代からの素晴らしい歴史がある。奈良時代からでも日本だけの世界に類のない家系に変わりないのだから、もうこの辺で、「生活科学的」「考古学的」にも奈良時代以前の日本の真実の古代史を、明らかにすべき時代になったのではないだろうか。
・そして人間の視力には収まらない巨大な大仙古墳=仁徳天皇陵(通称)の真実の歴史的価値を素直に明らかにして行くのが、我々の今の科学的摘時代の義務ではないだろうか。そして科学的位置に考古学も立つ必要があり、それが世論の方向だと思う。この機会にどんな真実が存在しても大きな観点から皇室の真実、そして日本文化の歴史の真実について、明らかにしていくべき時代だと筆者は思うのです。
・一人の大王を埋葬するだけでは収まらない世界一の巨大古墳は何故・誰に見せようと思って誰が築造したのでしょうか。クイズになります。
・大仙=仁徳陵からは馬の埴輪が出土しています。卑弥呼の邪馬台国に馬は無いと書かれています。それが史実なら、もしかしたら卑弥呼の時代頃、この巨大古墳を築造した勢力と卑弥呼の跡取りの壱与の時代頃、両軍は戦ったかもしれませんね。日本史は俄然面白くなる。貴方の正解の説を期待しています。