井の中の蛙。
彼が井戸の中しか知らないことを笑ってはいけない。
そこだけ知っていればいいのだから。
翻って人間。
各々が生活する範囲、これが井戸にあたるのだろう。
地理的な領域であったり、仕事をする上での役割であったり、
井戸は様々な様相を呈する。
自分の井戸の中を、完全に知っていますか?
知らないことは無いと言い切れますか?
それ以前に、自分の井戸というものを認識していますか?
おいら、蛙以下なのかもしれない。
人間様としては、敷居というか、壁というか、そんなものに閉じ
こもってはいけない。自分の壁を作って、周囲を見渡さないでは
何事も立ち行かない。
一見矛盾した要素にも見える。自分の範囲を見極めろとも求め
られ、同時に自分の範囲に固執するなとも説かれる。
しかし、全く矛盾しない。
周囲を認識するためには、周囲の中、つまりは自分の範囲を知
らなければならない。境界は必要なのだ。それが固執するもので
あってはならないというだけで。
分からんヤツを笑うのは簡単だ。
何処かでおいらも笑われているさ。
人が人の上に立つこと。本来は無いはず。役割が違うというだけ
のことのはず。
なかなか上手くいかない。
だって、社長は社員より偉いでしょ? と問われれば、違うと説明
することは可能でも、徒労に終わること請け合い。分かっているの
だ、そんなことは。
本当に分かっているか?
他人に問うのではない。おいら自身に問う。
お前は分かっているのか。
未熟者ですみません。
でもね、結構一生懸命だったりもするのだよ、これが。
非を笑うのでなく、楽しみを笑いたい。
そうすれば自ずと心は豊かにならないか。
再びすみません、未熟者で。
頑張ります。
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