変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




昨日の記事の続き。
時は2006年8月12日の土曜日。
横浜日産スタジアムの周辺は、SMAPのコンサートを見に来た人でごった
返していた。人々の熱意は凄まじいものがあり、時空さえも揺るがすのでは
ないかと思わせる程である。
おいらとパートナーの席は、スタンド席の前から6列目。悪い位置ではない。
当然のように圧倒的に女性客が多い。トイレはほぼ全て女性用として運用
されていて、おいらは使えるトイレを探し回らなければならなかった。

定刻の17:30になったが、ステージでは相変わらずセッティングが続いている。
しかし、この頃には雨は殆どやんでいた。上空には、雲の切れ目から夕闇の
空さえ顔を覗かせている。
おいらの席はカップルシート。周囲は男女のペアで訪れた人ばかり。年齢層
はまさに老若男女。アイドルグループとは言え、SMAPのファン層の広さには
改めて驚かされる。

そして遅れること30分余り。ステージ上のスクリーンに、今回のツアー用に
作成されたであろう映像が流れ始めた。

そしていよいよ。

ロープに吊るされながら、SMAPの面々がステージ最上段から登場して来た。
会場は皆が立ち上がり、大歓声とともに彼等を出迎える。
男性であり、特にSMAPファンでもないおいらでさえ、心が昂ぶるのを感じて
しまう。
木村君の「おまたせー!」の台詞を皮切りに、仲居君の掛け声を合図にして
曲の演奏が始まった。
資生堂の椿のCMソング、曲名は知らないのだけども、この曲ならおいらでも
知っている。オープニングに持って来いの曲だね。
それから続くこと3.5時間強に亘る、ショータイムの始まりだ。

結論から言うと、とても楽しかったんだ、おいら。
コンサートそのものは、とても趣向が凝らされていて、飽きさせない内容だった。
流石だね、ジャニーズ。
アリーナ席にいなくても、スタンド席の観客にもサービスを振りまいてくれる。
目の前を木村君が通った時なんか、我がパートナーは絶叫しておりましたよ。
「たくや~
だってさ。

かわいいね。

途中、3Dメガネ(入場時に全員に配布された)を使った映像パフォーマンスが
あったりソロパートがあったり、そういう意味では5人がステージ上にいる時間
は思いの他少なかったのかもしれない。
何せ、男の目から見てもカッコいい訳さ、SMAPの連中は!
おいらをして、3.5時間ものライブが「あっという間に終わった」という印象だった。

おいらとは道は違っても、その道を極めた5人。その迫力は充分においらの心を
揺るがした。
雷雨が嘘のように遠ざかり、星さえも見えそうな夜空に、へたくそだけどアジの
ある(?)SMAPの歌声が溶け込んでいく。

余りに激しい雷雨に「はじめて『中止』が検討された」とは木村君談。
公演者側からすると絶好のエピソードなんだろうけど、会場の熱意が空を動かし
たのではないか。まじめにそう思える程の天候の変わりよう。
そう言えば、去年の代々木のライブでも、水没した町が出る程の豪雨に襲われ
ながら、国立競技場は雨が殆ど降らなかったという。

人には熱意がある。
それには力がある。
纏まれば強くなる。

その力、侮り難し。

一人では決して経験できなかったであろう貴重な体験。
皆に感謝することにしよう。

ありがとう。

そしてSMAPの面々。
君ら、凄ぇよ。
いいね。



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