2016年新春もNHKの時代劇が充実していますね!
まずは、『吉原裏同心』。今年の『正月時代劇』として帰って来ます。
『正月時代劇 吉原裏同心~新春吉原の大火~』は、1月3日(日)午後7時30分~8時58分に放送されます。
『吉原裏同心』は、2014年6月26日(木)から『木曜時代劇』の枠で、連続12回で放送されました。原作は佐伯泰英の『吉原裏同心』。
仙右衛門役の山内圭哉さん、四郎兵衛役の近藤正臣さん、薄墨太夫役の野々すみ花さんが、『あさが来た』に出演していますね。
《主人公・神守幹次郎(小出恵介)は、豊後岡藩の下級武士で、薩摩示現流の使い手。
幹次郎が密かに慕う幼馴染の汀女(貫地谷しほり)が、父親の借金のカタに暴力男の藤村壮五郎(皆川猿時)に嫁がされた。
一年後、俳諧の席で二人は再会する。汀女が藤村の家で“三十両の女”と蔑まれ虐待されていることを知った幹次郎は、二人の仲を邪推する藤村と揉め事になり、唐突に汀女と駆落ちすることになった。二人は追跡の手を躱しながら各地を放浪したのち、吉原に流れ着く。
吉原の自警組織「四郎兵衛会所」の七代目頭取・四郎兵衛(近藤正臣)に正義感の強い人柄と剣の腕を見込まれた幹次郎は、 “裏同心”として吉原で次々に起こる事件を解決し、悪党相手に剣を振るうことになる。
幹次郎の活躍は評判になり、越中山岡藩から仕官の話も持ち上がったが、幹次郎と汀女は吉原で女たちを守る道を選んだ。》
というのが、『木曜時代劇』の流れでした。
『正月時代劇』はこんなあらすじだそうです。
《二人が吉原に流れ着いて三回目の正月。前代未聞の連続遊女失踪事件が発生した。
薄墨太夫(野々すみ花)と人気を二分していた香瀬川太夫(安達祐実)が花魁道中の直後に失踪した。調べを進めるうちに、香瀬川太夫失踪の一か月前にも遊女・市川(朝倉あき)が姿を消す事件が起こっていたことがわかる。
幹次郎は失踪事件のからくりを解明し、廓の女たちを悪党の魔手から守ることが出来るのか…。》
復活は嬉しいのですが、特別版だけなのでしょうか?廓の人たちに愛着を持っているので、また連ドラとして観たいです。薄墨太夫も「長いお付き合いに…」と言っていたことですしね。
『正月時代劇』の先ぶれとして、昨年12月30日に『誕生!廓(くるわ)の用心棒~帰ってきた吉原裏同心』が放送されました。幹次郎と汀女が故郷を捨て吉原で生きていくようになるまでを総集編+αのような感じで纏めていました。見逃した方のために、3日(日)朝10時20分から再放送がありますよ。『正月時代劇』の前に、こんな話だったかと思い出すために観ても良いかも知れません。
お正月明けは下記の2作が始まります。
1月14日(木)夜8時からは、木曜時代劇『ちかえもん』…青木崇高(謎の渡世人“不孝行糠売り”万吉)、松尾スズキ(近松門左衛門)ほか。
『あさが来た』で炭鉱の親分を演じていた山崎銀之丞さんが謎の商人・黒田屋九平次役で出演します。
《舞台は大坂堂島新地「天満屋」。
将軍・徳川綱吉が親孝行を奨励し、世は空前の親孝行ブーム。“孝行糠売り”達が往来を練り歩く中、50を迎えてスランプ中の近松門左衛門は、「親孝行なんか糞食らえ、親不孝こそがほんものの孝行や!」と世間の逆を行く“不孝行糠売り”の万吉と知り合い、懐かれてしまう。
馬鹿なのか天才なのかわからない万吉との出会いが、近松の運命を変えていく。近松の前に、『曽根崎心中』のお初、徳兵衛、平野屋忠右衛門ら癖のある人々が登場し、厄介な騒動を巻き起こす。近松は万吉とコンビを組まされ、騒動の解決に立ち向かうことに。やがて、人形浄瑠璃の傑作『曽根崎心中』が誕生する…。》
人情コメディみたいですね。ただでさえ世知辛いご時世ですから、年明けは明るいドラマを楽しみたいです。
“ちかえもん”は、近松門左衛門の名前が覚えられない万吉が、近松を呼ぶときの愛称です。近松はこの愛称に泣きそうなほど感動するのだそうです。二人とも子供みたいで可愛いですね。
それにしても、“不孝行糠売り”ってどんな商売なんでしょうか?気になります!
1月15日(金)夜8時からは、BS時代劇『大岡越前3』…東山紀之(大岡忠相)、勝村政信(榊原伊織)、平岳大(徳川吉宗)、津川雅彦(大岡忠高)ほか。
加藤剛が当たり役として約30年にわたって演じ続けた大岡越前守忠相を、東山紀之が引き継ぎ、BS時代劇で蘇った『大岡越前』シリーズの第三弾。
私もそれなりの歳ですので、大岡越前守忠相といえば加藤剛さんという意識が強く、第一弾の初回を観る前は東山版に馴染めるが不安でした。しかし、その不安は杞憂でしたね。加藤版に比べると軽めなタッチですが、それもまた良し。第一弾、第二弾とも全話欠かさず視聴しましたよ。第三弾も楽しみ。長期シリーズになれば良いなぁと思っています。
私は、ドラマは基本的に時代劇と海外ドラマ(今は『刑事フォイル』を観ています)くらいしか観ないので、その両方に力を入れてくれるNHKはありがたいですね。今年も質の高い時代劇の製作・放映を期待しております。夫は、『破れ傘刀舟』をリメイクしてほしいと言っていますが、今の時代にはアナーキー過ぎるでしょうか…(笑)。
まずは、『吉原裏同心』。今年の『正月時代劇』として帰って来ます。
『正月時代劇 吉原裏同心~新春吉原の大火~』は、1月3日(日)午後7時30分~8時58分に放送されます。
『吉原裏同心』は、2014年6月26日(木)から『木曜時代劇』の枠で、連続12回で放送されました。原作は佐伯泰英の『吉原裏同心』。
仙右衛門役の山内圭哉さん、四郎兵衛役の近藤正臣さん、薄墨太夫役の野々すみ花さんが、『あさが来た』に出演していますね。
《主人公・神守幹次郎(小出恵介)は、豊後岡藩の下級武士で、薩摩示現流の使い手。
幹次郎が密かに慕う幼馴染の汀女(貫地谷しほり)が、父親の借金のカタに暴力男の藤村壮五郎(皆川猿時)に嫁がされた。
一年後、俳諧の席で二人は再会する。汀女が藤村の家で“三十両の女”と蔑まれ虐待されていることを知った幹次郎は、二人の仲を邪推する藤村と揉め事になり、唐突に汀女と駆落ちすることになった。二人は追跡の手を躱しながら各地を放浪したのち、吉原に流れ着く。
吉原の自警組織「四郎兵衛会所」の七代目頭取・四郎兵衛(近藤正臣)に正義感の強い人柄と剣の腕を見込まれた幹次郎は、 “裏同心”として吉原で次々に起こる事件を解決し、悪党相手に剣を振るうことになる。
幹次郎の活躍は評判になり、越中山岡藩から仕官の話も持ち上がったが、幹次郎と汀女は吉原で女たちを守る道を選んだ。》
というのが、『木曜時代劇』の流れでした。
『正月時代劇』はこんなあらすじだそうです。
《二人が吉原に流れ着いて三回目の正月。前代未聞の連続遊女失踪事件が発生した。
薄墨太夫(野々すみ花)と人気を二分していた香瀬川太夫(安達祐実)が花魁道中の直後に失踪した。調べを進めるうちに、香瀬川太夫失踪の一か月前にも遊女・市川(朝倉あき)が姿を消す事件が起こっていたことがわかる。
幹次郎は失踪事件のからくりを解明し、廓の女たちを悪党の魔手から守ることが出来るのか…。》
復活は嬉しいのですが、特別版だけなのでしょうか?廓の人たちに愛着を持っているので、また連ドラとして観たいです。薄墨太夫も「長いお付き合いに…」と言っていたことですしね。
『正月時代劇』の先ぶれとして、昨年12月30日に『誕生!廓(くるわ)の用心棒~帰ってきた吉原裏同心』が放送されました。幹次郎と汀女が故郷を捨て吉原で生きていくようになるまでを総集編+αのような感じで纏めていました。見逃した方のために、3日(日)朝10時20分から再放送がありますよ。『正月時代劇』の前に、こんな話だったかと思い出すために観ても良いかも知れません。
お正月明けは下記の2作が始まります。
1月14日(木)夜8時からは、木曜時代劇『ちかえもん』…青木崇高(謎の渡世人“不孝行糠売り”万吉)、松尾スズキ(近松門左衛門)ほか。
『あさが来た』で炭鉱の親分を演じていた山崎銀之丞さんが謎の商人・黒田屋九平次役で出演します。
《舞台は大坂堂島新地「天満屋」。
将軍・徳川綱吉が親孝行を奨励し、世は空前の親孝行ブーム。“孝行糠売り”達が往来を練り歩く中、50を迎えてスランプ中の近松門左衛門は、「親孝行なんか糞食らえ、親不孝こそがほんものの孝行や!」と世間の逆を行く“不孝行糠売り”の万吉と知り合い、懐かれてしまう。
馬鹿なのか天才なのかわからない万吉との出会いが、近松の運命を変えていく。近松の前に、『曽根崎心中』のお初、徳兵衛、平野屋忠右衛門ら癖のある人々が登場し、厄介な騒動を巻き起こす。近松は万吉とコンビを組まされ、騒動の解決に立ち向かうことに。やがて、人形浄瑠璃の傑作『曽根崎心中』が誕生する…。》
人情コメディみたいですね。ただでさえ世知辛いご時世ですから、年明けは明るいドラマを楽しみたいです。
“ちかえもん”は、近松門左衛門の名前が覚えられない万吉が、近松を呼ぶときの愛称です。近松はこの愛称に泣きそうなほど感動するのだそうです。二人とも子供みたいで可愛いですね。
それにしても、“不孝行糠売り”ってどんな商売なんでしょうか?気になります!
1月15日(金)夜8時からは、BS時代劇『大岡越前3』…東山紀之(大岡忠相)、勝村政信(榊原伊織)、平岳大(徳川吉宗)、津川雅彦(大岡忠高)ほか。
加藤剛が当たり役として約30年にわたって演じ続けた大岡越前守忠相を、東山紀之が引き継ぎ、BS時代劇で蘇った『大岡越前』シリーズの第三弾。
私もそれなりの歳ですので、大岡越前守忠相といえば加藤剛さんという意識が強く、第一弾の初回を観る前は東山版に馴染めるが不安でした。しかし、その不安は杞憂でしたね。加藤版に比べると軽めなタッチですが、それもまた良し。第一弾、第二弾とも全話欠かさず視聴しましたよ。第三弾も楽しみ。長期シリーズになれば良いなぁと思っています。
私は、ドラマは基本的に時代劇と海外ドラマ(今は『刑事フォイル』を観ています)くらいしか観ないので、その両方に力を入れてくれるNHKはありがたいですね。今年も質の高い時代劇の製作・放映を期待しております。夫は、『破れ傘刀舟』をリメイクしてほしいと言っていますが、今の時代にはアナーキー過ぎるでしょうか…(笑)。