ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

SNSとモバイルは相性がいいのか

2007年01月18日 | コンテンツビジネス
何故、人はSNSにはまるのだろう。「mixiモバイル」が1日で1億PVを突破したとのこと。社内SNSもブームらしいし、実際、僕の周りでも殆どの人間がとりあえずmixiに入っている。しかしだ、例えばSNSの最大手mixiで何かこれといって新しいものがあっただろうか。弱小のPlaylogなどはともかく、基本的には目新しさは何もない。BLOGもそうだけれど、コミュニケーションツール/コミュニティサービス自体の魅力は以前も今も、あるいは単体でもSNSのように統合して提供ような形でも魅力的であったのだけれど、それが使いやすくなったことで新たに人をひきつけだしたということだろうか。

mixiの携帯電話向けサービス「mixiモバイル」、1日で1億PVを突破 - CNET Japan

社内ブログ/SNSは「無法地帯」でいこう:ITpro


それにしても1億PVというのは凄い。仮に400万人が利用しているとして25PV/人。実際には僕のようにめったにアクセスしない人間もいるだろうし、PCでしかアクセスしない人間もいるだろう。

いち早くモバイルとの連携を強化したez GREEの方を試してみると感じるのだが、確かにSNSはモバイルとの相性がいい。というか、むしろモバイルに向いている。

統合コミュニケーションツールとしてのSNSは、「パーソナル」と結びついたものであり、常に持ち歩くモバイル端末はまさに「パーソナル」のための通信端末だ。PC以上にモバイルにSNSとの親和性を感じるのもこのあたりが要因だろう。ezGREEでは、モバゲーを意識してか無料のゲームコーナーも用意しつつ、見た目や使い勝手もよく研究されている。サムネイルも表示されるezGREEはPC版と違和感なく使うことが可能だ。

では何故、社内SNSが流行るのか。まぁ、記事でも書いてあるがまずは「過度の期待」といった感じなのだろうが、う~ん、個人的にはMLならともかく、わざわざSNSイントラサイトにアクセスが必要なのに、その上でナレッジ・マネジメントを実現するなんて、「暇?」って聞きたくなるところなのだけれど、このあたりはSNSの特性に僕があっていないからなのだろう。

いずれにしろSNSブームはもうしばらく続きそうだし、その流行の本質は早めに押さえておきたいところだ。



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