友人から「STBを利用したVODサービスはうまくいくのか?」と聞かれた。「うまくいくのかどうかは分からないが、現状は難しいだろう」と応えた。これは「成功しない」ということを意味しない。「成功するためにはいくつかの条件が必要であり、その条件が揃っていない」ということだ。
巷には「YahooBBケーブル」や「KDDIの光プラス」、NTTグループの「CoDen光サービス」、「Plala.TV」などST . . . 本文を読む
例えば3000円でCDを購入し、それを友人に売るのは違法ではないでしょう。100円でCD-Rを購入し、空のCD-Rを友人の売るのも問題ないでしょう。これがCDをCD-RにCOPYして販売するのは違法です。これは何となくわかります。
では、インターネットで300円で楽曲をダウンロードし、それをCD-RにCOPYし友人に売るのはどうか。これは違法でしょう。これも何となく分かります。これがコピーワンス . . . 本文を読む
住友の揺さぶりか、それを利用して主導権を握りたいUFJの思惑なのかはわかりませんが、この、「『株主らに説明する必要が出てきた』(UFJ広報部)として、三菱東京と統合する場合との条件面での比較検討」行うことはいいことだと想います。
UFJ「慎重に検討」 三井住友の統合条件提示に (朝日新聞) - goo ニュース
しかし同時に気になるのがダイエーの行く末。おそらくダイエーが産業再生機構を利用せざ . . . 本文を読む
「知らない」ということに対しての異常なまでの不安のためか、情報収集をせずにいられない強迫観念のためか、目的に応じた情報を効率的に収集たるためか、このところプッシュ型の情報配送システムの動きが激しい。
その1つが「RSSリーダー」。
RSSリーダーとは、Webサイト内にあるRSSファイルを読み取り、その情報から、さまざまなサイトの要約や、Webページなどを表示するもの。例えば「asahi.com . . . 本文を読む
「世界はどんどん閉じようとしている、果たしてそれでいいのか」というのがこの本の問いかけである。それは僕自身、現代に対して感じていた不安であり、マイケルムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」を見たときの感想でもあった。我々は感情的に、あるいは対処療法的に反応してしまったが、他の選択肢もあるのではないかと。
五十嵐太郎「過防備都市」
かなり前に、「週刊!木村剛」の中でセキュリティに対しての . . . 本文を読む
「ビット化の進む音楽業界」の記事の中で、「iPodは携帯的である。iモードやFelicaと進化過程は似て、プラットホーム戦略が似合う。」とあったが、これは戦略論だけでなく、仕組みそのものがそれを意識したものだったのだろう。
渡辺聡「ビット化の進む音楽業界:プラットホーム化するiPod」
まずiモードとはどのようなものか。
もともと携帯電話にインターネットの接続機能・インターネットメールへの . . . 本文を読む
最初に「AppleⅡ」の写真を見たとき、これは一体どうやって使ったらいいのか分からなかった。その写真にはキーボードがなく、本体とマウスだけがあったのだ。「マウス」の登場、これは実は20世紀の画期的な発明の1つではないか。だいたいそれまでのコマンド入力全盛の中、あんな機器で入力ができると考えたジョブズはやっぱりえらいのだ。あれから十数年。マウスは当たり前のようになり、入力スピードもあの頃とはかなり違 . . . 本文を読む
木村さんの視点は、「NTT分割」から今度は「郵政民営化ネタ」へと移ったわけですが、、折角引用していただいたので、感想を。まぁ、単純に言えば、郵政民営化を「今」「何故」やるのか、といった点を明確にする必要があると思います。
週刊!木村剛:IP電話とNTT分割と郵政民営化
郵政公社には大きく分けて3っの事業区分があるわけですが、それは民間と対比するといかのような感じになると思います。
郵便事業: . . . 本文を読む
「選択と集中」という言葉が大手をふりはじめたのはいつの頃からだろう。企業という限られたリソースを考えれば、所謂プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス上の「スター」にを中心に「負け犬」部分から撤退するのは当たり前だ。しかし現実にはなかなかそうはいかない。一つには、いったん出来上がった組織・商品ラインナップである以上、簡単にやめることができないといった消極的な理由の場合と、もう一つには、その市場が今 . . . 本文を読む
マイケル・ムーアの「華氏911」が始まる前にと思って、引用されたタイトルの映画「華氏451」を見た。監督は名匠 フランソワ・トリュフォー。思想統制の一環として「本」が禁止された世界を描いたSFだ。
華氏451
近未来。みんなが平等な幸せを享受するために、知識や情報はテレビを通じて与えられ、人はその通りに考え、行動しいる。その世界では「本」の存在は許されない。「読書」は自分で考えることを生み出し . . . 本文を読む
この問題もおそらく感情的な「しこり」ってのがネックになってくるんでしょうね。もともと三井住友に声かけながら、あっさり振られて、そのまま三菱東京に走ったら、今度は三井住友が追ってきて…
三井住友の申し入れ断る UFJ銀行頭取 (共同通信) - goo ニュース
西川社長(頭取って言わないんですね、、)のことだから、きっと合理的に考えると、くらっといくネタもいくつか仕込んでいるのでしょう。「一時的 . . . 本文を読む
BLOG特有のつながりというか、BLOG的ナレッジの生成というか、「週刊!木村剛: NTT対ソフトバンク戦争の行方 [コラム]」にTBされていた「絶対零度:日本の通信業界について物思う」にコメントを入れたら、絶対零度さんにコメントを返していただいて、それを読んだ時に思ったことを。
週刊!木村剛: NTT対ソフトバンク戦争の行方 [コラム]
「絶対零度:日本の通信業界について物思う」
以前から . . . 本文を読む