ブログを始めたころ、主治医先生との関係はイマイチ、いや、イマサン以上だったんです。
本当に、受診の度に辛い思いをしたし、
センセのご指導に対しても、「2型のオジイサンと一緒にしないでっ」って、思っていました。
でも、少しずつ、いろんなところで、見聞きし、勉強し、知ることが増えていくと、
(あー、センセの仰った事って、こういうことか・・・。)と思うことが多々あります。
例えば、主治医先生は、食後高血糖について、いつも注意されます。
将来の合併症予防のためって、大きな理由は解っているんですが。
もっと、具体的に・・・なぜか? なんのためか? その根拠は?
こういったことのご説明は無く、「食後高血糖は細かい血管を傷つけます」だけなので、
私には「なぜ、食事、食事ってうるさく言うの」と不満に思う事が多かったデス。
最近、そういうエビデンスがあることを知りました。
私のHbA1cや、私の血糖値の推移(動き)を、その研究発表に当てはめると、食後高血糖の改善が、コントロールの鍵を握っていることが判りました。
そうか、こーゆーことだったんだ。
うーん。 フクザツ。
いくら、専門外といえど、さすが、Dr.です。
すべて熟考した上でのご指導だったんですね。
今の私は、主治医センセに、全幅の信頼を寄せているけど。
でも、(私がみつけたような、)医学的根拠を示して、説明して下さったら・・・。
その上で、治療法をご指導くださったら・・・。
私は、センセの仰る「食事に注意して!」の意味を理解して、もう少し、マジメに取り組めた・・・?・・かも。
患者は千差万別。
納得できないと、前に進めないタイプや、
先生が言うんだからそうなんだろう、や、
ごく少数の、診察室でのセンセのご説明だけで、すべてを理解できる(悟る)患者や。
頭のいい人は、自分の頭の中だけで消化してしまい、結論だけを持ってくるけど、ソレまでのプロセスが必要な人もいるのに。
「センセは、こーゆー事を仰っていたんだ」って、気がつくことができたけど、診察室で、ちゃんと、ご説明くださればいいのに。
と、別の不満が残りました。
あははっ、何にしても、主治医センセに不満は尽きぬようで、文句の多い患者ですね。
きっと、
MY病院だけじゃなくて、一人ひとりの患者さんに、時間を割けないっていう医療の問題があるんでしょうね。
私には、難しすぎるけど・・・。
「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない」
ってか。