まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

城南宮「湯立て神楽」を見てきました!

2010年01月20日 | 京都市伏見区

今日は、伏見区の城南宮で行われた「湯立て神楽」を見てきました。毎年、1月20日の午後2時から、本殿前で行われます。城南宮は、我が家の氏神様ですが、実は見たことがありません。今日も予定があり、見れないかも?と思っていたら、時間が少しだけ空いたので見に行きました。

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「湯立て神楽」は、4人の巫女が祓神楽を舞い終えた後に、たすき掛けの巫女が両手に笹の束を持ち、笹の葉で釜の湯を散らして邪気を祓い、無病息災、願望成就を祈るもので、昭和54年に再開された行事です。私が城南宮へ着いたのが2時20頃だったので、すでに4人の巫女の舞は終わっていて、釜を塩で清め、湯を散らしはじめるところでした。あわてて出たので、カメラのメモリーを入れ忘れ・・・ビデオで静止画撮影をしてきました。すいません。(^^;)

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舞が終わると、最後に参列者にも、笹でお祓いをしてくれます。笹は1本800円で授与されます。青笹に御守りやお札がついています。お釜には「文政6年(1823)」の銘があるそうです。湯気をさわると御利益があるのかな?

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湯立て神楽の動画を撮ってきました。少し離れたところから手を伸ばして撮ったんで、頭が気になりますが・・・近くで撮ってる人はお湯がかかるでしょうね。(^^;)

城南宮 http://www.jonangu.com/

湯立て神楽(参拝無料)は午後2時~2時45分頃まででした。無料駐車場あります。

前回は初詣の際にご紹介しています。【前ぶろぐ

ところで、城南宮のある辺りは、その昔、鳥羽離宮があった場所です。城南宮HPの歴史の説明の中に「後白河法皇は今様(いまよう)を好み梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』を残しましたが、その中に「いざれこまつぶり城南寺の祭り見に・・・」という祭り見物を誘う今様があります。」と、いう文章があります。今様とは、平安時代の流行り歌です。どんな歌なんだろうと思っていたら、なんと、まじくんが学校で習ってきました。(@Д@;)

♪ いざれ こまつぶり 鳥羽の城南寺の祭見に  われはまからじ おそろしや

  狐狸 はてぬ 作り道や四塚に  焦る 上がり馬の おおかるに ♪

*城南寺は現在ありません。このお寺の鎮守のために城南宮が建てられたとの説があります。作り道とは、羅城門【前ぶろぐ】から南へ下がる道です。我が家の前の道です。狐狸はてぬ?昔はすごい寂しい場所だったんですね。まぁ、高速道路ができる前までは、田畑だらけだったそうですから・・・。(^^;)四塚は現在の羅城門周辺の地名に残っています。