まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

清水寺で「今年の漢字」を見てきました。2013

2013年12月13日 | 京都市東山区

今日の午前中、清水寺へ行ってきました。朝から降り始めた雨がようやく上がったところでした。楼門横では、たくさんの修学旅行生が、記念撮影中でした。全クラスかな?*写真クリックで拡大。

右下写真:楼門の左手前にある小さな社「地蔵院善光寺堂」の前にある首振地蔵さん「沖縄の展覧会へ出陳中」との事でしたが、まだお留守でした。(でも実は格子の奥にあるのが本物だったはず…)ちなみに、お堂の中の美しい如意輪観音像と、参道にあるおもかるさんもまだ出陳中でした。首振り地蔵、おもかるさんの詳細は【前ぶろぐ】にて。

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清水寺は、ここしばらく、あちこち大がかりな修理工事中です。現在の本堂入り口は、いつもの轟門ではなく、左手にそれて、本堂に入ります。(拝観券購入はいつも通りの場所です)

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今日から、本堂には、毎年12月12日の「漢字の日」に、財団法人日本漢字協会から発表される「今年の漢字“輪”」が展示されています。 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定や、各地で相次いだ台風被害や東日本大震災への支援の輪が広がった事が主な理由だそうです。和紙のサイズは縦150cm×横130cmです。今年の漢字のパネルは12月31日の正午まで本堂に展示されています。

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本堂にはたくさんの人・・・修学旅行生や外人さんの団体でいっぱいです。

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雨上がりで、京都市内がとても幻想的に見えました。

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遠くに見える「子安塔」周辺は、まだ紅葉が残っていました。高さ15メートルの三重塔の内部には、子安観音(千手観音)をお祀りています。現在の建物は明応9年(1500)のものです。明治の終わりまで仁王門の左手前に建っていましたが、現在の場所に移築されました。

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左下写真:境内のあちこち大きな土砂崩れがあったようで、ブルーシートがかけられていました。右下写真:ただ今、カレンダー販売中です。(300円)

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境内も、少しだけ紅葉が楽しめます。いつも紅葉ピーク時を避けてばかりなので、来年は、ピークに出かけなくちゃいけないですね。(^^;)

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今日の京都は寒い1日、気温も上がりません。お昼頃で8℃ぐらい?寒いので「忠僕茶屋」さんで一服。(^^)ここは、幕末の頃、安政の大獄で追われる身となった西郷隆盛と共に、薩摩の海に入水した月照上人に仕えた、大槻重助の子孫が営む茶屋です。「忠僕茶屋」という名前は、月照上人に忠実に尽くしたという事で、西郷隆盛の弟さんらが名づけた名前です。由来は店内に掲示されています。*由来写真クリックで拡大。

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「きつねうどん:600円」を頂いてきました。細くて柔らかなのにコシを感じる・・・京都らしい“おうどん”です。薬味に山椒を入れて・・・しっかり温まりました。なお、同じく、月照上人に仕えた近藤正慎(俳優の近藤正臣さんの曽祖父)の、子孫が営む「舌切茶屋」も近くにありますが、シーズンオフで閉店していました。

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【おまけ】昨年の今頃、本堂に安置されていた被災松で作った如来像前ぶろぐ】は、参道の「大日堂」に安置されています。 東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市の景勝地、高田松原の松を使い京都伝統工芸大学校の学生らが彫った大日如来坐像で、ブータン国王夫妻もノミをいれられた像です。(参拝自由)

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清水寺 http://www.kiyomizudera.or.jp/ 拝観所要時間60分~

門前に、市営駐車場(2時間1,000円)があります。ピーク時は常に自家用車は満車ですが、今日は停めることができました。