昨日、京都御所一般公開の後、京都市内でいち早く色づき始めた鷹峯(たかがみね)の「源光庵」へ行ってきました。源光庵は曹洞宗の寺院で、正式には鷹峰山寶樹林源光庵といいます。貞和2年(1346)に臨済宗大徳寺の二代徹翁国師により開基されました。その後、元禄7年(1694)に、加賀の大乗寺の二七代卍山道白が住持され、曹洞宗に改宗されました。
外から見ると、紅葉が少し色づき始めた感じです。
本堂は、元禄7年の創建で、金沢の富商、中田静家居士の寄進により建立されたものです。本尊は、華厳の釈迦牟尼仏です。
ホトトギスの花が咲く石畳を歩いて、受付に入り、チリリンと鈴を鳴らすと、お寺の方がやさしく出迎えてくれました。
拝観客は10人足らずで、とても静かでした。これからどんどん増えるのでしょうね。
本堂には、JRやお酒のCMで有名になった悟りの窓(丸窓)、迷いの窓(角窓)があり、そこから覗く景色がとても美しいです。悟りの窓の円は「大宇宙」を表現し、迷いの窓の角は生老病死の「四苦八苦」を表しています。
庭園の紅葉はほんの少しだけ色づいていました。北山を借景とした枯山水は四季を通じて楽しめますが、真っ赤に染まるのが楽しみです。(^^)
悟の窓のある本堂内部の天井は、血天井とよばれ、伏見桃山城の遺構です。よく見ると手形のようなものも残っています。
左下写真:昨日、同行したirohaさんがいただいたご朱印です。右下写真:日の当たる場所はきれいに色づいてました。今年は早いですね・・・。
源光庵 北区鷹峯北鷹峯町47 駐車場有(ピーク時注意) 市バス源光庵前下車
拝観所要時間:約30分 9:00~17:00
拝観料:大人(中学生以上)400円 小人(小学生)200円
この後は、すぐそばの光悦寺をご案内します。紅葉がきれいでした。次のぶろぐにて。
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写真、なんか疲れてて、ぼけてて・・・
拝借しちゃいました。すいません(^m^;)
緑から赤に変わったら素敵だろうな~。
ところでイチョウの色付きは
モミジより少し遅いのでしょうか?
イチョウの色づきは・・・全部が黄色になるのは
木により違いますが、もみじより早いかも?
もみじは徐々に色づきますが、イチョウは一度に黄色って感じかな?
散るのは、イチョウの方が早いような気がします。
永観堂で、もみじとイチョウの競演がみれます。
http://majikun.de-blog.jp/majikun/2009/11/091127_0131.html
いいですね~。
機会があれば、紅葉の盛りにも行こうかと
思っています。