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歴史は、難しいものだと思います。
例えば、戊辰戦争一つとっても、それぞれの立場から見ると、全く違う物になってしまうからです。
それと、勝った側が自分たちの都合のいいように変えてしまう部分もあります。
また、後代になって、ものの見方や評価も変わってくる場合もあります。
浦上キリシタンの話も、キリシタン側から書かれたものと、反キリスト教側の方が書いた本では、全く違うものになっていました。
その本では、突然大勢のキリシタンたちが島流しのように流されて来た側がいかに迷惑をしたかが書かれていました。
そして、解放されたキリシタンたちが大げさに報告しているだけだと言うのです。
なんでも、どちらから見て、どう評価するかで違ってくるものですね。