まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

かわいそう!

2012年06月24日 | 歴史


「鹿鳴館の貴婦人大山捨松」を読んでいます。
その中で、明治時代、捨松がお付き合いをしていましたが、結局もの足らなくて別れた方がいました。
神田乃武(ないぶ)という教育者で、当時は27歳でしたが、後には貴族院議員にもなる方です。
日本で一番英語がうまいと言われていた方です。
クリスチャンで、ハンサムだと書いてありましたが、検索すると中年になってからの写真が出て来ました。
作者は、捨松の
ひ孫にあたる方ですが、詳しく調べられたようです。
捨松は、別れてから落ち込んでいる神田と、津田梅子を結婚させようとしますが、これも失敗に終わってしまいます。
親族や関係者に有名人がいると、何を書かれるか分からないですね。
クララの日記では、矢田部という方が出てきますが、彼女に家のみんなに嫌われ、宣教師たちからも嫌われていました。
それが、ずっと残っているわけですが、止むをえないところもありますが、かわいそうですね。
徳冨蘆花も、名前は変えてありますが、誰にでもわかる形の暴露小説が多いので兄の徳富蘇峰は、蘆花フアンにかなり露骨に嫌われました。
それが、子供たちにも影響していたので、大変だったと思います。
私に、有名人や作家の親戚がいなくて、本当に感謝です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高円寺のお店 | トップ | うれしい! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事