炎のランナーのモデルとなったエリック・リデルさんは、スコットランド人でしたが、中国で宣教師の子供として生まれました。
子供たちは、スコットランドに帰って学校に通いました。
1924年、パリオリンピックに100メートルで出場が決まりましたが、競技が日曜日に行われるので、クリスチャンとして日曜日に走るのを拒否しました。
しかし、友人が自分の出る400メートル競技を彼に譲ったために、リデルは誰も期待していなかった400メートルで金メダルを取ったのです。
このお話は、有名な「炎のランナー」という映画になりました。
その後、彼は、プロテスタントの宣教師となり中国に渡りました。
しかし、1931年、満州事変が起き、奥さんと子供は奥さんの国であるカナダに帰りました。
リデルは、中国に残りましたが、日本軍によって収容所に入れられ、そこで亡くなりました。
その収容所に若いクリスチャンがいました。
彼は、リデルから「汝の敵を愛せ」と言って、日本人を愛し赦すことを教わりました。
リデルは、日本はまもなく戦争に負ける、だから日本人の救いのために祈るようにと言ったのです。
リデルが、収容所で亡くなった後、日本は戦争に負けました。
その若いクリスチャンの青年は、リデルの意志を継いで、宣教師として焼け野原になった日本にやってきたのです。
本当に、多くの方々の祈りが、リバイバルの後ろにはあるのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます