昨日は宝塚歌劇団宙組東京宝塚劇場公演千秋楽。
そしてトップ・スター、朝夏まなとクンの退団公演。
1公演1回しか観なくなった私が、彼女に気付いたのはトップになってから。
「あ、踊れるんだ・・・」というのが最初の感想。
今まで踊れるトップというのが少なかった。
職能分担制の宝塚では、歌える人は歌専門に、踊れる人はダンス専門に、
というようにして舞台を支えている。
でもトップができるのなら、当然トップの仕事。
彼女はダンスだけでなく、演技も上手く歌も素晴らしい。
三拍子そろったトップだったと思う。
だから組のレベルが非常に高かった。
それゆえに、今度の退団は本当に残念。
もう少し楽しみたかった。
でもトップになれば退団の時期はやがてやってくるは必至。
実はこの公演は、ダンスのフォーメーションの自主練習とかさなって、
ようやく手に入れたチケットを、泣く泣くひとに譲らなければならなかった。
(行ってくれた人はとても喜んでいたが・・・)
そのため、最初で最後の舞台がライブ・ビューイングになってしまった。
でもそのかわりさよならショーを観ることができた。
ショーが始まると、周りで涙をすする音が聞こえてくる。
私も最後のダンスをじっくり堪能させてもらう。
特に、美しい手の動きを中心に観た。
まなとクン、最後は燕尾服で決めてくれた。
そう、男役は燕尾で終わってほしい。
燕尾には白バラがよく似合う。
何回も続くアンコール。
スタンディング・オベイション。
彼女は時期トップになるコンビの二人を舞台に呼ぶ。
そんなことは今までなかった。
去る者が託すものに伝えるもの。
それを私たちは感じた。
もう、あの素晴らしい舞台は見ることができない。
でもそのまま、引き継いでいくのが宝塚。
これからも私は観続ける。
太陽王ルイ十四世は女だった!
という奇想天外の出来事で始まった「All for One」
小池先生の久しぶりのオリジナル作品。
荒唐無稽な作品がコミカルに描かれている。
ルイ十四世は男女の双子。
一人を捨てなければならないので、女の子を修道院においてこようとしたら、間違えて男の子の方を
捨ててしまった。
そしてその子は行方不明。
そのためルイ十四世は女の子が男の子の振りをして繕ってきた。
そのルイ十四世がダルタニアンと恋に落ちる・・・・。
そこへスペイン王室との結婚が策略され、ドタバタと。
ダルタニアン(珠城りょう)は安定した演技。
心地よい歌、レベルの高いトップだ。
そしてルイ十四世(愛希れいか)は、王(男)でいるときと女に戻る時の表情がくるくると変わり、
見ていて楽しいし巧い役者だと思う。
歌もいいし、久しぶりの可愛らしい実力派娘役だと思った。
また衣装がお洒落。
銃士隊の制服はなんとマントにいたるまでデニム。
ダルタニアンなどは、オフの時はダメージ・ジーンズ。
マザラン枢機卿による妨害があったりしても、結局双子の男の子が見つかり、
本当のルイ十四世として認められ、ダルタニアンとルイ十四世(女の子)の恋は
ハッピーエンドとなる。
あり得ないストーリーだけど、組のレベルが高いので、楽しくていい作品だった。
やっぱりトップの実力が組を引っ張ていくのだと思う。
そして社交ダンスに例えれば、この組のリーダーは(トップ)はいいパートナー(娘役)を得たと思う。
だからいい作品ができる。
で、お約束の一言。
やっぱり宝塚は楽しい!
今回公演のスイーツ
毎年、この時期に行われる納涼歌舞伎を楽しみにしている。
いつもの二部制と違い、三部制で暑い夏の日に、気楽に歌舞伎を楽しもうというもの。
演しものも、納涼とうたっているので、それにふさわしいものがかかる。
私は第三部の「野田版 桜の森の満開の下」を観てきた。
これも納涼らしく「鬼」がでてくる。
坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きにした野田版なので期待大。
幕があくとプッチーニのオペラより「わたしのおとうさん」を尺八と三味線が奏でる。
時は天智天皇の時代。
壬申の乱を背景に、耳男(勘九郎)、マナコ(猿弥)、オオアマ(染五郎)、夜長姫(七之助)が、人間の業と鬼の欲望を舞台に描いていく。
科白はまるでシェークスピア劇を彷彿させるような会話劇。
天智天皇が崩御すると、それぞれの思いが明らかになっていく。
人間になりたかった鬼や、耳男と夜長姫の想いは通じ、オオアマは天下をとる。
桜の花の満開の下、歌舞伎ではない歌舞伎。
歌舞伎は昔から荒唐無稽の話が多い。
そして観客はそれを受け入れて楽しむ。
これもまた荒唐無稽なお話。
それを楽しむ夏の夜。
ひとときの夢の世界だった。
そして気がつくとスタンディング・オベイション。
拍手はいつまでも鳴りやまない。
野田版歌舞伎はひとつの歌舞伎の世界を確立している。
かつて野田版鼠小僧を観た時の感動を思い出す。
あの時は十八代目中村勘三郎丈。
そして今、その息子たちがまた新しい野田版歌舞伎を魅せてくれた。
約束事をきっちり入れた古典もいいが、新しい歌舞伎もまた面白い。
自由な歌舞伎の世界、夏の夜の一つの夢物語のようだった。
久しぶりの宝塚だった。
最近、チケットが取れない・・・というか、あまり力を入れてとっていない。
ダメなら、まぁいいか、と思ってしまう。
だからいつ以来かな~。
トップ二人のさよなら公演ということもあって、今回はちょっと頑張ってチケットを取ったのだ。
芝居の方は面白かった。
軽妙洒脱。
幕末の実際の事件(英国大使館焼き討ち)を織り交ぜながらの人情劇だった。
久しぶりに楽しく笑わせてもらった。
ラストシーンがさよなら公演とかぶるが、涙ではないのがいい。
ショーは作・演出の先生が、ちょっと・・・という感じだったので期待はしていなかった。
案の定、見せ場がなく平坦なショーだった。
デュエットダンスだって、もっと魅せてほしかったが、無理というものか。
フィナーレで、べサメ・ムーチョで男役が踊る。
あぁ、べサメ・ムーチョか~と、ボーッと聞いていたら、曲が変わり、ん?どこかで聞いたことがある・・・。
あ!! コーヒールンバ!!
私たち(サークル)が、9月にフォーメーションをやる曲!!
うわぁ、客席ノリノリじゃない。
みんな手拍子、手拍子。
楽しくなってきた。
宝塚ってやっぱり楽しい。
そして目の保養になる。
たまには、こういうものも積極的に観なくてはね。
だから宝塚はやめられない!
もう終わったけれど・・・
観てきました、宝塚花組公演「金色の砂漠」&「雪華抄」。
なんの期待もせず、予習もせずに行ったのだけど、これが良かった!
宝塚もやればできるじゃないか。
今までの作品は何だったのか・・・と思わせるものだった。
最初はチョン、パッで幕があく、華やかな日本物。
毎年1月公演は日本物だった時はもう過去になっていたので、舞台に並んだ若衆姿が懐かしい。
そして松本悠里さんの久しぶりの踊り。
いつまでも綺麗で優雅な舞。
見とれてしまう。
もしかしたらボレロとかはないのか、と期待したけれど、それはなくちょっと残念。
あの桜のボレロの秀逸さはいまだかつてないと思う。
それでも日本物の美しさに酔いしれた。
金色の砂漠。
これも普通に観ているうちに、復讐が隠されていることがわかっていく。
そして、さらに深く人間の心理劇となり、芝居が進むにつれ、どんどん引き込まれていった。
最後はありきたりの終わり方ではなく、愛のためにみんなが死を選ぶのだが、その意外性が面白かった。
心情もよく描かれていたし、上田さんの作品は初めて観たが、これからが楽しみだ。
最近の何作品かはがっかりするものが多くて、もう宝塚は観ない・・・と思っていたのだが、こういう良い作品に出会うとまた観ようという単純な私。
やっぱり宝塚は面白い!!
年の始めは歌舞伎から。
と毎年思っているので、演目も役者も考えずにチケットをとっている。
今年は
将軍江戸を去る
大津絵道成寺
沼津
の三本立てだった。
そして演じるのは
将軍を染五郎、山岡鉄太郎を愛之助。
せつせつと十五代将軍慶喜をさとす鉄太郎が印象的。
大津絵道成寺
娘道成寺を大津絵になぞって、愛之助の五変化を楽しむ。
愛之助の女形は初めて観たが、どうしても男の顔にみえてしまう。
わたしにとっての女形はやはり福助さま。
もうこの歌舞伎界にはもどらないのだろうけれど。
でも、五変化は見応えがあった。
沼津
吉右衛門と歌六。実は親子だったが今は敵同士。
という歌舞伎にはよくある涙もの。
この二人の芝居がいい。
もう、これだけで今日は観たかいがあったというもの。
愛之助がでているということは、もちろん紀香も着物姿でロビーや、客席の後ろで観劇をしていた。
ただ、なんとなく居心地が悪そうに見えたのは気のせい?
ロビーには大きな鏡餅。
これって鏡開きの時には、やはりお汁粉とか作って皆(どこの?)で食べるのかなと思ってしまう。
吹き抜けには、寿の凧とまゆだまが。
これはきれいなので毎年楽しみにしている風景。
終わってから、銀座三越のジョアンでパンを買い、夕食用に美濃吉のうどん鍋を買うと決めていた。
入口をはいると
だるまがたくさん。
ダルマ型の絵馬に願いを書けば、まとめて神社に奉納してくれるとのこと。
もちろん私も書いた。
「今年はダンスが上手になりますように」と。
目的のものを買ったのだが、どうもデパートにくるとあちこちと目移りしてしまう。
いつもは銀座線なのだが、今日は日比谷まで歩いた。
観光客がいっぱい。
日本語以外の言葉がいっぱい。
久しぶりの銀座は様変わりしていて、日比谷へ着いたらなんとなくほっとした。
歌舞伎を堪能して英気を養った1日。
お正月休みもあと1日。
さあ、明日は踊り初め。
今年もダンスに明けくれる日が始まる。
今回もチケットが取れず・・・というか取る努力をせず、ライブビューイングになった。
日比谷へ行くより近くて、ドアップもあるし、なんといっても千秋楽が観られるのだし。
結構何気に気に入っています。
久しぶりの正塚作品。
探偵もの、マフィアものなら、きっとウィットの効いた洒落た作品だろうと期待していた。
ところが・・・・始まってしばらくして睡魔に襲われた。
ストーリーが平坦。
登場人物(主役を含め)が魅力に欠ける。
だからついウトウト・・・・。
それに衣装もいい加減。
トップこそ何着も着替えているはずだが、どんなのだったか覚えていない。
ましてや娘役なんて。
ラストシーンも時間軸がわからないが、前場面の衣装にコートを羽織っただけ。
別れてからすぐに飛行場へ行ったのか?
へんなデザインの靴を履いていたから、早変わりはないとは思っていたけど。
ショーに至っては、これまたタイトルと内容とがかみ合っていない。
どの曲もどのシーンもつまらない。
唯一、クリスマス・シーズンの作品だったので、クリスマス・ソングのメドレーがあり、私の初デモの曲が流れたときは反応してしまった。
あとは衣装の石をずーっと見ていた。
衣装についている石のデザインを参考にして、私のドレスも来年は石をつけてのリメイクにしようと思ったからだ。
収穫はそれだけかな。
これがサヨナラの作品でなくてよかった。
先月は退団公演にも関わらず、ひどい作品だったから。
それにしても最近の退団者は明るい。
涙で挨拶に詰まる生徒はいない。
涙する退団者に、客席ももらい泣きをした日々は遠い昔なのか。
今年の宝塚観劇は終わった。
来年は2月が最初の観劇日。
そしてお披露目と退団が続く年。
どんな作品に出会えるのか。
どんなスターに出会えるのか。
それはそれで楽しみにはしているのだが・・・。
メガヒットとは言わないが、佳作くらいのできの作品は観たいものだ。
久々の千秋楽。
誰の以来だろう。もうわからないほど、千秋楽を観ていない。
といっても、ライブ・ビューイングだけどね。
桜花に舞え/ロマンスが北翔海莉クンの最後の作品。
どうしてさよなら公演がこの作品?
というのが率直な感想。
桜花に舞えは西南戦争の話。
鹿児島の出身だった?・・・と思ったほど。
最後は撃たれて死んでしまうし。
主役が死ぬという公演は少なくはないけれど、彼女の演技力をもっと引き出せる作品が観たかった。
ストーリーも現在と過去を行ったり来たりで、よくわからなかったし。
薩摩弁も聞きづらい。
そしてショーも、いまさら岡田先生?
・・・と思ったのは事実。
ありきたりの構成で、こういう場面のあとはこれね、と読めてしまう。
もっと歌唱力、ダンス力を活かしたショーが観たかった。
そしてさよならショー。
今回は公演のチケットがとれなかったので、ライブ・ビューイングでも、ラクが観れるのはラッキーだ。
ようやく、さよならショーで、あの歌声をこころおきなく聞くことができた。
でも宝塚ファンとしての欲をいわせてもらうと、宝塚の名曲を彼女の歌で聞きたかった。
いよいよ退団のご挨拶。
今回は4名。下級生順にでてくる。
昔は、上級生になるほど同期生がいなくなり、同期生からの花は、すぐ下の下級生から渡した時があった。
今は退団した同期が、舞台にあがって花を渡す。
それってありかなぁ。よくわからない。
何度も繰り返すカーテンコール。
スタンディングオベイション。
いつまでも観ていたいファンの気持ちもわかるけれど、ちょっと長すぎないかな。
最後はトップコンビ二人が銀橋を渡りご挨拶をして、ようやく皆あきらめたようだ。
演技、歌、ダンスと三拍子そろったトップだった北翔海莉クン。
そういう意味で、舞台をたのしませてもらった。
彼女が専科へ行ったときは、あまりに上手すぎたからだろうと思っていた。
だからトップで星組へ来たときは驚いたが、その反面嬉しかった。
そして、1年半という短い間だったけれど、舞台を楽しませてもらった。
それなのに、また言うが、この作品?
返す返すも残念でならない。
昔は宝塚では、退団公演らしい餞の特別な意味のある作品で送ったものだった。
今後は、悲劇であっても見せ場のある、やりがいのある、心に残る作品を考えてもらいたい。
十月、十一月は八代目中村芝翫の襲名披露公演だ。
私は玉三郎の藤娘が観たかったので十月をチョイス。
初日とは気づかずに行ったのだがTVのカメラがでていたのと大きなしゃしんとで、ああ、そうかと思ったのだ。
今回は親子4人そろっての襲名。
中村橋之助丈が八代目中村芝翫。
長男国生クンが四代目中村橋之助。
次男宗生クンが三代目中村福之助。
三男宜生クンが中村歌之助。
このところ歌舞伎界では、おめでたいことがなかったので、一気に三人ということだろうか。
私は夜の部を観劇。
夜には口上がつく。
歌舞伎界の重鎮が顔を見せるので、これも楽しみの一つ。
幕もこの日のための特別なもの。
デザインは佐藤可士和さんのデザインだそうだ。
一幕が終わりいよいよ口上。
坂田藤十郎丈を中心に勢ぞろい。
次々にお祝いの言葉を述べていく。
児太郎クンの番になった。
お父上のことふれる。
本来なら福助サマのほうが先に襲名披露をしていたのに、その直前に病に倒れてしまったのだ。
ただいまリハビリ中とのこと。
いよいよ八代目中村芝翫丈の番。
「芝翫」という名跡は女形だとおもっていたのだが、立役の八代目とはどうしてかなと思っていた。
それは七代目が決めたことだそうだ。
なんだか、現在の様子がわかっていたのではないかと思ってしまった。
口上が終わりロビーに出る。
入り口では三田寛子さんがお客様にごあいさつに忙しい。
また、劇場のスタッフもこの日は胸に蘭の花をつけていて、いっそう華やか。
客席にはきれいどころが上手、下手の桟敷席に20人ずら~り。
粋な計らいをするな、成駒屋さん。
そういえば、十八代目中村勘三郎丈も、平成浅草座ができたときに、やはりきれいどころを並べていた。
三幕目は藤娘。
もちろんこれもお目当て。
始まる前に、下手の照明のところに着物を着た人影が・・・。
係の人とは様子が違う。
思わずオペラグラスで見ると・・・・、あ、七之助クンだ!
こんなところで、先輩の芸を見るのだな。
さて、舞台があき、町娘の様子で出てきた玉三郎丈。
どうみても十七、八、九の娘にしか見えない。
やりて婆を演じるときもあれば、町娘から姫まで。
本当に年齢不詳だ。
そのたおやかな舞に、しばしうっとり。
今日は、いつになく華やいだ歌舞伎座。
こういう特別な公演もまた面白い。
NHKの秋の海外ドラマは、マスケティアーズ(パリの四銃士)から戦争と平和に変わった。
四銃士もかなり面白かったし、ルイ13世のころのお話なので、衣装の豪華さにみとれていた。
また何よりも、宝塚の昔の三銃士を思い出していた。
当時(っていつ?)、関西ローカルで花の指定席というTV番組があり、若手がでていたのだが、もちろん関東在住の私はみることができない。
関西の友達にダビングしてもらい、はっきりしない画面をみていたのだ。
そのころを思い出し、ダルタニヤンやアトス、アラミス、ポルトスに当時の若手スターの面影を重ねながら観ていた。
今度の「戦争と平和」は、星組公演で南風まいさんと榛名由梨さんの退団公演だった。
この公演がきまってから原作を読んだ。
ロシア文学なんて、名前からして面倒くさいしと敬遠していたのだが、これがなんと、面白くて面白くて・・・。
私の中の海外文学作品の中でのBEST1になった」。
アンドレイとピエール。
対照的な二人を軸に、ナポレオン軍との戦争を描いていく。
アンドレイは日向薫さん、ピエールに榛名由梨さん。
そのイメージがあるから、テレビ版の俳優さんは、ちょっとイメージ違い。
ひとつ救われたのはニコライを演じる俳優がまあ、ましだったことかな。
宝塚大劇場に観に行ったとき、地震があったのかどうか忘れたが、途中で舞台が止まってしまった。
音声がはいらなくなってしまったのだ。
ちょうど下手袖からマリコちゃん(麻路さきさん)が出てきたときだった。
暫く中断した。そのまま立ち尽くしているマリコちゃん。
ようやく幕がしまった。
マリコちゃんは一礼をして引っ込んだ。
20分くらいお芝居は中断して、中断した次の場面からのスタートとなった。
私の長い(?)観劇生活でも、このような事故は初めてだった。
また、ラストに一同が並び平和を歌い上げるとき、死んだはずのアンドレイがせりあがってきた。
そして中心に一段高く立つ。
その横に榛名由梨さん。
専科で辞めるって、こういうことなんだ。
真ん中に立てないんだ。
と、ちょっと悲しくなった。
そんな思い出のある「戦争と平和」。
「ダウントンアビー」までの繋ぎだと思うが、日曜日が楽しみになってきた。