「重版出来」 新しく始まったドラマ。
このタイトルから、出版社のドラマだと思った。
なぜなら、この「出来」という言葉は、私が最初に勤めた出版社で覚えた言葉だったからだ。
始めて面接に行ったとき、出版社ってこんなものか・・・と思うほど、部屋は雑然としていた。
TVのなかの編集部もそう。
そして、たばこの煙。
ちょっと嫌だなと思ったけれど、面接に受かってしまったのと、出版社は面白そうだったので、勤めることにしたのだ。
このときすでに、フレックスタイム導入(?)
お昼近くにでてきて、夜遅くまでいる社員。
また、毎日飲みに行く習慣。
そういうものには、結構すぐ馴染んでしまう。
編集部ってそんなもの、と思ってしまった。
新宿にはよく飲みに行った。
それも遅い時間に。タクシーで家に帰ったこともあった。
飲みの席で、社長が全裸になったことがあり、それを見てしまい、思わず泣いてしまった私。
そんな日もあったのだ。ほんとうによく飲んだと思う。
毎夏行われる屋形船で、飲みすぎて暴れる人がいたり。
あの頃の人たちは今どうしているだろう。
懐かしい顔が蘇る。
今でも年賀状をやり取りしているのは二人だけ。
その人たちは、もう出版関係には勤めていない。
私だけが、引き続き編集という仕事をしている。
でも、今の編集部はパズルがメインなので、応募のハガキが多くて、それが雑然としているが、それ以外の人の机は、結構整理整頓されている。
汚く散らかっているのが編集部というのは、そういうものという思い込みではないだろうか。
私の仕事人生のほとんどは出版関係だった。
それはいろいろなことがあっても、やはり面白い仕事だと思う。
そしてこれからも、編集の仕事をずっとやっていくと思う。
でも、まさか自分がそんな仕事をやるとは思わなかったけれど。
TVの方の話は、当たり前すぎてつまらなかった。
でも、編集部の雰囲気が懐かしかった。
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