ちょこっと本音

自分のこと、趣味のこと、ダイエットのこと・・・
心の声をちょこっと文字に。

今日も走り回ったなぁ

2010年09月16日 | myself
今、校了物を2つかかえている。
おかげで池袋行ったり、市ヶ谷行ったり、紙問屋へ行ったり・・・。

10月に出る本の色校が出た。
指定通りの特色で試し刷りをしてもらったものと、シアン(青色)に置き換えたものと
2通り出してもらった。
なぜなら、最初、社長が青色の方がはっきりしていていいといったので、デザイナー、編集者、私たちはブンむくれたものだ。
でも鶴の一声だからなとあきらめて制作した。

そして今日最初に私たちが選んだほうの色と青色のをみくらべて、
「お、こっちのほうがいいじゃないか」・・・だって。

そりゃあ「癒し」をテーマに選んだ色だから、ピッタリくるに決まってる。
表紙もできてきた。
なかなかこれもいい。ただちょっと寂しいというので、
バックに地模様をいれるために、紙問屋へデザイナー氏と捜しに行ったのだ。
フフフ・・さりげなく私の感性の方向へと創り上げてやるゾ!

うまく売れるといいなぁ。

と思っていたら電話が鳴った。
もうひとつの校了物のほうに問題が発生?
よかった、小さな誤解だった。

これでくるくる回った長い一日が終わる。
疲れた。
頭が疲れすぎている。
これから最近お気に入りの串焼き屋で、ちょっと一杯。

おっさんか?

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今日の出来事

2010年09月15日 | myself
今日は調子が悪い。
朝起きたときからなんかフラフラしている。
血圧は100-66だからまあまあか。
一応私の朝の仕事をこなす。
仏壇の水をとりかえ、母親の足に弾力包帯を巻き、新聞を取りに行き、ゴミを捨てに行き、風呂を洗う。
そして朝食。
いつもと変わらずトーストと野菜ジュース。

そして気分が悪い。
すこし横になる。
今日は11時から病院の予約が入っているので、あまりゆっくりも休んでいられない。
なんとかおきだして支度をし出かける。
たぶん、季節の変わり目だからだろう。
病院に行ったからって治療もないし。
血圧はかって、胸のおと聞いて・・・。
心配なのは肺転移。
肺の場合は、場所にもよるが自覚症状がないらしい。
いつもの喘息の薬をもらい会社へと行く。

早退しようと思っていたら、社長が先にかえってしまった。
猫が具合が悪いから病院へ連れて行くからだって。
帰りそこなった。
そのうちに、だんだん普通にもどってきたので、仕事を始めたが、まだ校正とか、ややこしい仕事をする自信がないので、他の人にお願いしてしまった。
結局、打ち合わせしたりしているうちに6時。
校了が迫っているものをデザイナー氏にとどけがてら帰ることにした。
といっても事務所までいく元気はなし。
池袋の駅の構内で打ち合わせ。

7時45分。それでもいつもより早く家へつく。
ひさしぶりに、今日は早く寝よう。
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花心

2010年09月14日 | 優しいことば
あまりの暑さに、あさしか水遣りをしなかった。
そして最後はもう、つかれはてて如雨露でチョロチョロ・・。
それでも花は咲いた。

花を咲かせようとするこころが花心。

私にはそれがなかった。
この小さな花たちは、自分で一生懸命咲いたのだろう。
生命力の強さ=花心
どんなに太陽の陽がつよくても、水がかれそうになっても、それが自分のすべきことだからと、咲こうとした花の心。
花は咲いてもすぐに散るから・・って思ってはいけない。

華やかな心や陽気な心のことも花心というらしい。
私もこちらのほうの花心を心の片隅に咲かせよう。


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青森へ行こう!

2010年09月12日 | 優しいことば

「ちょっと青森いってこようかな」というのが、今の私のMyブーム。
まだ新幹線も完成していないのに?

青森と言うのは、飯田橋駅近くにある青森県のアンテナショップのこと。
一度いったらやみつきになってしまった。

しおから、うに、ねぶた漬け、なた割り大根のつけもの、鮭とば、ミズのこぶ&つけもの・・・・・等々。
それだけではない。
きゅうりの新鮮なこと。
この間はモロッコインゲンやなすも買った。

この暑さで、きゅうりやナスは冷蔵庫の中で腐ってしまう。
それが青森産のは、いつまでたってもぱりっとしているのが気に入っている。
いつ行っても欲しいものがあるわけではないけれど、ついつい、寄ってみたくなる店の一つになってしまった。


 

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2010年09月11日 | 日々雑感

疲れからつい一日中まどろむと
夕暮れの闇に起こされ驚く

 

何もせずただただ寝ている週末は
夢から覚める夢をみている

by 紫苑

 

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わたしのオススメ、時代小説!

2010年09月10日 | ブログ・アーカイブス

年齢とともに、オススメの本が変ったけれど、今のオススメは  

用心棒日月抄(藤沢周平)

わたしが藤沢周平作品と出会ったのは「蝉しぐれ」が初めて。
読もうとした動機も単純で、蝉しぐれを宝塚の舞台でやることになったので、原作を読んでみようと思ったから。
しかしずぶっとはまってしまった・・・藤沢作品に。
そして次から次へと手を出し、おなか一杯になるまで読み尽くした!!
なかでも一番が「用心棒日月抄」
主人公青江又八郎の用心棒生活に、忠臣蔵が絡んでくるという、江戸物好き、忠臣蔵好きにはたまらない作品。
いきがかりとはいえ、なにしろ吉良邸の用心棒までしてしまうのだから。
藤沢作品は、市井のかたすみで生きる庶民をやさしく書いている。
時代小説は今、流行で沢山出ているけれど、藤沢作品はどれとっても面白い。
軽く読みたいのなら「よろずや平四郎活人劇」も楽しい。
 
今NHKTVの時代劇で「居眠り盤音(佐伯泰英)」をやっていて、毎週楽しみにみているけれど、これにでてくる浪人たちは、藤沢先生の用心棒シリーズの浪人たちと構成が似ているといつも思っている。
といはいえ、この居眠り盤音シリーズも半分くらい読破した。
あまり長く続いているので途中でギブアップ。
だれか結末を教えて!

(2007.9.30)

確かに時代小説は大好き。
池波先生のものも大好き。梅安シリーズの最終回はまだ読んでいない。
なぜなら読んだら終わってしまうから。
終わったらもう梅安先生にもあえないから。

いまは高田都さんの作品にはまってる。
今日も一冊、新作を買ってしまった。
コミック作家サンからの転身で、最初に読んだのは「澪つくし」
大阪から江戸へ、息子を捜しにきた御寮さんとみおが、江戸の料理屋で働く人情話。
江戸前と関西の味の違いが客の口に合わなかったりで苦労をする。
だから読んでいてもとても美味しい?!
最後につくり方も出ている。
ただ、今電車の中では寝てしまうので(家へ帰っても寝てしまう)、読書時間がない。

私にとって本は、なんとなく持っているだけで安心する、精神安定剤みたいなものだ。
本を読めるような元気が早く戻ってくるようにと、いつも願っている。

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ミニラベンダー

2010年09月08日 | 日々雑感
毎年、玄関前に一番大きなプランターをおいて、いろいろな花を植える。
花籠みたいで楽しい。
今年は三種類。
マーガレットのようなのと、八重のトルコ桔梗、そしてミニラベンダー。
あまり花の知識もないくせに、買うときに思いつきで買うので、本でみるようなプランター・ガーデニングのようにはならない。

もちろん肥料もやり、朝晩水遣りはしたのだが、この猛暑。
みんなよく耐えてよく咲いてくれた。
なかでもミニラベンダーが残ったので、庭に植え替えた。
半分は枯れたけれど、半分はなんと花を咲かせた。
1~2年草なので、来年も咲かないかなと期待している。

どこの土地でも生きようとする気持ちが強ければ、また花開くことがある。
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小劇団の公演を観る

2010年09月07日 | 観劇徒然草

日曜日、横浜へ小劇団の公演を観にいった。
シーズン3というから、3回目の公演なのかもしれない。
それにしては、随分とお稽古をしたのだろう。とてもよくまとまっている。

ストーリーを簡単に。
場所はビスケット工場。たくさんのダンボールと天上から下がる鎖。
どこか分からないところから、材料とつくるもの(ビスケット)のミッションが電報で届く。
なぜ電報? いまだったらメールでも・・と思ったけれど、それはそれで意味があった。

人々はそれぞれが鎖に絡まれている。
新人は一重、長くいる人や他人のことがどうでもいい人たちは、何重にも鎖につながれている。
一人知恵遅れの少女がいる。
彼女は言われるとおりに素直に仕事をし、素直に行動する。
「白痴だから」という科白があった。
編集という仕事柄、差別用語だと思いビクッとする。
でも演劇の世界では違う。
それもこの舞台の中では意味がある言葉だった。
(どうも仕事柄、言葉に神経質になりすぎている)

そして工場ではネズミが何匹も死んだ。
原因は?
工場の衛生状態?使用している粉?
まだ正常の意識をもっている新人が、警察と保健所に届けた。
でも何も起こるはずもなく、電報をとどけにくる女は子供にビスケットを食べさせたいという。
人々はなにがあっても、そばで人が死んでいようと感情を持たない。
この死んだ人間も、実は工場の不正らしきものに耐えられずヤメタのだが、工場の外の世界のほうが、よほど厳しかった。

鎖が感情の一つ一つを、正しい心のかけらをがんじがらめにしているのだろうか。
そして最後は、正義感あふれる新人の自殺で終わる。

世の中、正義だけでは生きられない。
ただしいことは何もない。
自分が強くなければ生き抜けない。

以前、知人がやっている芝居を見たことがある。
ハムレットだった。もちろん新解釈の。
言葉を気にする私。
オフェーリアが訛るのが気になって仕方なかった。
今回も、何度も何度も練習を重ねたのだろうけれど、やはり声の強弱が気になる人がいた。
それにしても、たぶん、最初はバラバラだったのだろうけれど、良くまとまった舞台だった。
形は違うが、私もバラバラのものをひとつの本に仕上げる仕事をしているから、演出者の苦労が偲ばれる。

たまには、こういう元気で一途な人たちの舞台もいいものだ。
元気をありがとう!

 

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江戸料理指南塾

2010年09月03日 | ブログ・アーカイブス

こう暑くては、本当に食欲もおち麺類ばかり食べている。
そうめん、冷麦、うどん、そば・・・と炭水化物ばっかり。
野菜は高いし物が悪いし。
根菜(じゃがいも、さつまいも)にすら芽が生えてきた。
あともう少しの辛抱といえ、つらいのぉ~。

ということで、暑い江戸の夏を吹き飛ばす、さっぱりおそばのご紹介です

 

簡単だけどちょっと一手間。
素材よければすべて良し。
ヘルシー江戸料理をお試しあれ。

霙蕎麦(みぞれそば)

材料(1人前) 
 豆腐 1/2丁  そば(ゆで麺でも乾麺でも)  
 めんつゆ 適量 
 薬味 ねぎ・大根おろし・わさび

作り方 
 1 そばは普通の固さにゆでて(ゆで麺は温めて)器に盛る 
 2 薬味の用意(お好みで、海苔、ゴマ等も) 
 3 鍋に少しめんつゆを適量入れ、味をみながらつかみ崩した豆腐をいれる 
 4 豆腐が煮えたら、熱いまま、そばにかける




ワンポイント&応用編
 豆腐は多い方が美味しい。
 まためんつゆは濃い目で調整を。
 七味をきかせてご飯にかければ、和風麻婆丼のできあがり!

<試食> 
 
 豆腐とそばの出会いは大成功! 
 一度食べたら病みつきになること間違いなし。
 自分流にアレンジをしてみて

                                 
(漢字パズル誌 2007年12月号掲載)
参考:江戸料理百選(2001年社発行)

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源氏物語

2010年09月02日 | ブログ・アーカイブス

書店で本を選んでいたら、源氏物語のことを店員さんに聞いている人がいた。
客 「初めての人でも読みやすいのがいいのですが・・・」
店員「そうですね、与謝野晶子、井上靖とかありますけど、田邊聖子さんのもよく 売れていますよ、私は読んだことがないんですけど」

実は私は源氏物語にはちとうるさい。
その3人の訳を全部読んでいる。(そしてさらに大和和紀さんの「あさきゆめみし」も。)

与謝野晶子訳の場合 歌人が訳した源氏物語。
源氏には和歌がたくさん出てくるので、いいかなと思った のだけど、文体全体が難しい。古典の教科書を読んでいる感じ。 
そして和歌には注釈を読まないと進むことができない。

井上靖訳の場合 小説家の訳した源氏物語。
現代の小説として、普通にスムーズに読める。 私的にはこれがおすすめ。

田邊聖子訳の場合  個人的に言えば、宝塚の舞台「源氏物語」を観てから読んだので、どうしても 舞台とダブってしまう。 
それを抜きにして考えれば、これもスムーズに読める源氏物語だとおもう。 
続きとも言われている宇治十帖も是非読んでほしい。

番外編 田邊聖子氏の小説で「私本源氏」というのがある。 
もちろんこれも源氏物語。
登場人物は光の君さまはじめお馴染みの人々。 
ちょっと違うのは、語り手が従者だということ。 
従者といってもあの有名な(?)惟光ではない。
そのまた下の従者で 熊五郎みたいな人が、ウチの大将(源氏の君)を語る「裏源氏物語」です。 
ここでの光の君さまは気さくなおっさん。
 関西弁丸出しで、朝帰ってくるなり 「後朝の別れ? へ、それってなんです?」 なんて言いいながら、すぐに湯漬けを所望し、サラサラと・・・。   
ここまで全部読めば、「源氏物語」を制覇したと言えるかな?

(2008年3月9日)
☆コメントももらいました。

GUESTさん1
はじめまして。
私は、男の癖に更級日記やかげろう日記を高校生時代に読んでおりました。源氏物語はチャレンジしておりません。大作過ぎて、手に負えない気持ちでした。
先日ラジオで瀬戸内寂聴さんが、私と源氏物語という講演をしておられました。与謝野晶子、谷崎潤一郎、田邊聖子の三氏を取り上げて比較しておりました。瀬戸内さんの源氏物語はどうなんでしょうか?

紫苑 
いらっしゃいませ。
古典の教科書で勉強するのと違い、訳とはいえ古典も普通の小説として楽しめますよね。
私は更級日記、かげろう日記はまだ読んでいませんが、枕草子もなかなか面白かったです。
源氏物語も瀬戸内寂聴さんのもありましたね。
読んでみようかな。
自分が読む時期、環境によって、感じ方は違うと思いますが、1000年も前にこんな大作が書かれていたなんて、すごいですよね。
優しくハンサムな源氏の君、だけど実はなにかにつけ、すぐよよっと泣く軟弱な男なんですよ

GUESTさん2
私は田辺聖子さんの 全部よみました。 丁度妊娠4ヶ月ころ、切迫早産で入院して、時間たっぷりあったので。 聖子さんのはとても楽しく分かりやすいですね! ぐいぐいひきつけられて 全部よめたのを思い出します。瀬戸内寂聴さんのは知らないな。今はとても人気の方ですよね。 ただ小説のタイプとしては あまり好みじゃないので 自然と避けていました。
比べて読むのも それぞれの個性が出て面白いね

紫苑 
田辺聖子さんは、源氏の君を人間らしくえがいたのが話題になっていたような。
若かりし頃、義母、藤壺と不義密通した源氏の君。
後年になって、女三宮が柏木と・・・。
源氏は自分の罪がここで罰せられたのかと、そして父は、自分の罪を知っていたのかと愕然と・・・。
なんともどろどろした世界ですね、源氏って。
そして女三宮と柏木の間に生れた不義の子、匂宮のは宇治十条に出てきます。
これもなかなか面白い!
そういえば、橋田壽賀子さんも源氏を訳しているらしいですよ。
どんなのかな。
「渡る世間は女人ばかり」とか?

実は源氏物語が流行していた宮廷にも、やはり女の戦いはありました。

身分の高い女性は、様々な才能を持つ女房をそろえて、セレブサロンをつくっていました。そのサロンの評判が高まると天皇が遊びにくる可能性が高いからです。

お互いをライバル視していた清少納言と紫式部。
清少納言の方が年上で、日本で初の随筆「枕草子」も早くから評判をとっていました。

もちろん紫式部も負けてはいません。光源氏を中心としたもののあはれを書き上げた大作・源氏物語は、現在にもつながる傑作です。
しかしお互いをライバル視するあまり、紫式部と清少納言はそれぞれの作品の中で、それぞれの悪口を書いていたのです。

枕草子の中に書かれている男性評価、といっても清少納言は馬鹿にしているのですが、その中に「質素な格好でする御獄参りを、宣孝は派手な格好をして皆があきれていた」と笑いものにした文章があります。

この宣孝こそが紫式部の夫藤原宣孝なのです。

それに対向するように紫式部も日記の中でこうやり合っています。
「清少納言こそ、得意顔のはなはだしい人。あれだけ利口ぶって漢字を書きまくるけれどその知識まだ不十分。」

当時、漢字は男性が使い、女性はかな文字を書いていました。しかし二人は漢字の教養をももっていたため、そこでもまた火花を散らすことになるのです。
清少納言が得意げに漢字力を披露しているのを見て、紫式部は能ある鷹は爪をかくすものよ、と批難しているのです。
 
とはいえ、千年の時を超えてもなお、宮中の人々の生活が楽しく読めるのも、この二人の才女のおかげではないでしょうか。

(参考資料:酒井順子意地悪の系譜/ Webマガジン幻冬舎)

 

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