『 残照の頃の海岸 』
高橋 嘉子さん 撮影
とうとう昨夜は正式に緊急事態宣言の延期が発表された。
何も大げさにとか悲壮感を漂わせてやれとは言わぬが、どうもこの首相の
演説は、一連の接待や収賄などの問題を訊かれた際の、感情のこもらぬ、
一歩外したような説明と同じトーンで同じ温度で、果たしてこれで国民に
特に若い層に訴えただろうか、その危機感とか国民の一体感の必要性とかは
伝わったのだろうかと一寸心配になる。
我々のピンポンも宣言中は自粛し自主休止とすることにしているので、これから
又何もない日が続くわけだ。(良き日本人、良識的な社会人の見本の様だ?)
こうした生活に慣れたとは言え、更に続けば体調不良をおこす人、それを契機に
病になってとか、そして気持ちの上では、出掛けず人と話もせず、笑いもなく、
ボウッとし続けることによって体はだるく、それに伴って無気力や何もしたくない
という気持ちになったり、運動不足による足腰の弱り体力筋力の弱まりと相まって、
そんな症状が加速してしまわないかという心配がある。
世間には過剰反応をしてしまい不安と心配で外出はおろか、人との接触も出来ない、
話も笑いもなくなったという状態のコロナ不安症候群患者といわれる人がますます
増えているという。
そんなことを考えると、少しはその予防や改善に役立つのではと思われるから、
やはり我々の活動も2週間後には再開すべきだろうと確信した。
私自身も、正直なところTVの前でゆったり、ボウッとして珈琲など飲んでいると、
外出も、人の会うのも、そしてピンポンなどやるのも、今更どうにも億劫になって
仕方がない。
しかし頑張っていけば、皆と話し、笑いそしてあのラリーの快い打球音を訊けば、
又やる気になるだろうと期待している。
例え週に一回であっても、弱った足や腰に少しは効果があるだろうと信じることにしている。