『 昨日の雨上がりの夕方 』
森川 雅昭さん 撮影
もはやすっかりお馴染みの新型コロナに、変異型コロナというのが
加わってこれが倍の感染力を持ち、死亡率は倍以上だと言う。
日本国内でも、渡航歴がないという人にも感染者が急増しているそうだ。
今、期待のワクチンもその効果は半減だろうという。
これはかなり厳しい事態のようだ。
これでは先日の「国民大運動会」ですら危ぶまれて来るようだ。
今日辺りは、宣言の再々延長もあり得るかなんて声が出始めた。
そんな事をちらちら聞かされても、国民は延長といわれても戸惑ってしまう。
一体どうなるのだろうか。
一部の心配性や不安性や潔癖性の国民は(このタイプの人は20%位は居る
といわれるが)より身を慎み家に閉じ籠もるだろう。
又やはり20%位は居るだろうと言われるアウトローとか若者の一部の跳ね返り者や
ノンポリ、無頼派や無知といった階級は、全く意にも介せず今まで以上に活躍するの
だろう。
そうなると第一の問題は、残り60%の普通の一般大衆といわれる、そこそこの常識も
良識も教養もあり、周りの世間や社会と同じ様でありたいと思ったり、同じ行動をしたがる
と言われるこの中間の階層に、如何に訴えられるかということになるのだろう。
今では、多くの国民が、宣言を延長してもあまり効果のなかったことに苛立っている。
延長によって直接的な影響を受ける人はより怒っている。
コロナの直接の病害、それが及ぼす間接的な影響の害とがあって、外に出るのも、
家に籠もるのも、今やままならない。
つまり外に出れば感染の可能性が、家に籠もるとコロナフレイルとかウツになる
危険があるという訳だ。
上手くコントロールして、国民の我慢の限界が来ないように切望するばかり。