「 烏帽子岩シリーズー(2)」
須田 孝雄さん 撮影
今朝の会議で延長(2W間)が合意され、午後の国会に諮られて、夜には
首相が正式発表だそうだ。
一都三県の首長に要望されてそうしたのではなく、私が、国が決めたのだ
ということを示したいという姿勢が垣間見える。
経済のこと、オリンピックのこと、選挙も間近か等々のことから、これは
難しい苦渋の判断、決断だったろう。
医師団のもっと徹底した自粛を、知事等の地元の窮状や業界の悲痛な声に
耐えて、それでも2週間という妥協点で落ち着いたようだ。
自粛も規制も補償もPCR検査も全て中途半端にならなければ、と願いたい。
この2週間でも賛否両論あるようだ。在宅勤務もこうも長くなると不便支障が
出てくるだろうし、お店はもう限界だという。
失業者はますます増えて、学生は登校できずアルバイトを失い、町には生活困窮者
が溢れようとしているという。家に籠もっている分には感じないが実体はかなり
悲惨だという。
一方、感染を押さえ込む立場やオリンピック開催を中心に考えると、より自粛を強め
検査を徹底してワクチンを待つということだろう。
もういい加減でこういう生活にも厭きたり欲求不満を覚えたり、もはや慣れっこに
なって来て危機感も薄らいで来ているのは確かだ。
しかし昨日の盛り場の人出の映像を見たり、その人たちのコメントを聞いていると
(マスコミの意図的な操作がなければ)、こりゃぁ駄目!だ。
やはり宣言はまだまだ少なくとも解除は出来ないと思ったりしている。