『 燃える夕空 』
森川 由美子さん 撮影
大分前に初めて「マスク会食」という言葉を耳にした時、へぇーそんなのが
出来たのかと驚いたものだ。聴覚の不自由な人のために、口元を透明にした
のは知っていたが、これはどうするのだろうと不思議でもあった。
結局は会食の席ではマスクをして、食べる時には外して無言で、食べ終わって
の会話には直ぐマスクを付けてということだった。成る程そりゃそうだ。
マスクを外さなきゃ食べられないから当たり前のことだった。
いちいちマスク付けたり外したりや顎まで下ろしたりは結構面倒くさいから、
これは必ず何か出てくるぞと思っていた。
それが先日、TVでそんなマスクをとうとう発見。
マスクの口の辺りが窓のように開くように出来ていて(マジックテープで止まる
ようだ)、一口食べては閉め、又開けて食べては又閉めると言う具合だ。
誰でも直ぐ思いつきそうだが、実際に作ったのは大したものだし、21世紀最大
の発明かも。でもマスクが案外汚れてあまり流行らないかも知れないなぁ。
もしこれでコロナが治まったら、きっとノーベル賞ものだろう。