『 雲と満月 』
今日の1時5分、ベランダから写す
日本も禁酒時代に入った(外飲みだけだけれど)。
その昔、アメリカで禁酒法が成立し大禁酒時代と呼ばれる時が
あった。するとアル・カポネ率いる反社会的集団が、地下室で
密造酒を製造して莫大な富と勢力を獲得した。
どんな世でも、如何に法で縛っても人間にとってアルコールとは
絶対必要なものだったようだ。
古代の遺跡からも沢山の酒壺が世界中で発掘されている。
とにかく人間と酒は切っても切れぬ深い関係にあったと言われている。
精神安定剤、睡眠薬、気分高揚、悲しみや不快の忘却、痛み苦しみの
緩和剤などと神からの万能薬として、人間の良い友達であり必要なもの
だったのだろう。
人間に酒のない人生などとは考えられない。酒は嫌いというどんな人でも
三三九度の盃には口を付けたであろう。
長い様で短い人生は酒があってこそで、初めて心の安寧と余裕、人間としての
思いやりとか慈しみなどが醸成できるのだろう。
その点では、私などまだまだ飲み足りないようだ。もっともっと頑張らなきゃなぁ!