『 渋田川の桜 』
河津 米子さん 撮影
自民党の三大老害政治屋(政治家というのはもう少し清廉なものだ)の中の
1番の大物が、先日こんな発言をした。
「恐れていては何も出来ないよ!国民が皆、戸を閉めて家に籠もっているんじゃ、
日本経済が止まっちゃうよ!」
これからあくまでもGO・TOトラベルを再開させるつもりだと言う。
確かに言っていることは事実の部分はある。しかし今はそれを言う状況ではない
のは紛れもない事実である。この四波目前の危険の中、世間にこれを言えるのは
正気とは思えず、一瞬,数日遅れのエイプリルフールかと思った位呆れた思考だ。
一旦決めたこと、言ったことを面子に掛けても否定はしたくないとか、来る衆院選
への地方票狙いとも思われる。
専門の政治評論家も「状況の変化も認めたくないと言うもはや常軌を逸した思考停止
状態ではないか」とさえ言っている。
前から度々彼等の発言に、首を傾げざるを得ないことが多かったが、こんな政治屋が
日本の政治の中枢にいて、強い影響を与えているのかと思うと情けなくなる。
こんな無責任発言をし、コロナより経済、コロナより選挙と言った政治屋に、
とてもコロナの撲滅はまずは出来ないだろう。
国民1人1人が余程しっかりするしかないのだろうか。