『 怪しげな空 』
森川 由美子さん 撮影
いろいろ暗黙の規制や制限のある生活がこうも長く続くと、肉体的ダメージも
さる事ながら、精神的なダメージも大きいのではなかろうか。
強制ではなく、自主的に自分の常識と良識とによって守ることなので却って
心には負担が掛かるのかも知れない。
昨年辺りに盛んに話題になったコロナによってフレイル状態に陥るという危険が、
ここに来て又再燃してきたようだ。
通常より一寸だけでも強い心配症、不安症、潔癖性の人は辛いことだろう。
普通の人でも無活動、無感動、無運動に加えて長く蓄積された欲求不満があるから、
罹りやすいので十分気をつけようと言われている。
社会心理学者は、真面目な国民性の国ほど、国民総ヒステリックな症状に陥ることが
あると警鐘を鳴らしている。
これは社会不安、道徳心の崩壊、暴力、闘争、犯罪、革命、テロ等が起きやすく、
国民の絆とか団結、礼節、同一感、統一感が薄らぎ、国や社会の危機を招きかねない
とさえ言っている。
フレイルについては、その現状、症状、治療、予防、生活態度などを前にも何度もこの日記
でも取り上げたので改めて書かないが、まずは1人1人がフレイルに陥れないように強く意識
して生活する事だろう。