『 小島さん宅のチロルヤンランプ 』
高橋 嘉子さん 撮影
先日このブログをご覧の方から、花の名前がハットではなく
ランプではないかとのご指摘がありました。
おっしゃる通りでした。失礼しました。17日訂正しました。
とうとうマウスピースなるものが出来上がってきた。
透明プラスチック製の軽くて案外きれいな物だった。この2月から
歯科へ行き始めて週に1回のペースで15回目の今日やっと手渡された。
やれやれだがそれにしてもこんなに厄介なものとは思いもしなかった。
装着離脱もなかなか厄介で、力と慣れが必要なようだ。
早く慣れてスヤスヤ眠りたいものだ。今晩からこれを付けて寝るわけだが、
きっと今夜は何だかボクシングをしている夢でも見てしまいそうな気がする。
慣れれば、あの機器を鼻と口に付けて寝るよりは楽なのだろう。
これによってあらゆる症状が改善されればもう何も言うことはないのだが…。
私にとっては、かなり大きな金銭的な代償と残り少ない貴重な時間を費やして
しまったが、その効果への期待は大きい。
その効果として、老化の進行は鈍化し、だるさや日中の眠気や何もやる気の無さ
などが本当に改善できるのだろうか。
この数年、鏡に写る顔はたるみ老け衰え老醜そのもので別人のようだ
(前は良かったのだと言いたい訳では決してないが)。
風呂で会う我が身の裸身は萎びて、たるんでまるでマンガのようだし、
町ではウインドウに写る前屈みでトボトボ歩いている惨めげな姿に、
あれは一体誰だろうかと思う。
歩くのも大変、階段の上り下りはまことに厄介、そして何もする元気がない、
出来ない、それも段々面倒になって来て,それすらが何とも思わなくなってきた。
ある時、ふと我に返って片付けや整理、絵も描かなきゃ、本も読まなきゃ、
たまに散歩位はしなければ、なんて思い出して焦ることがあるが、結局は
何も出来ない。
こうした老化や不様な有様が、全て無呼吸による睡眠不足の所為だとは思わないが、
このマウスピースを着けて寝たら今夜からぐっすり熟睡、明日の朝はスッキリ目覚め、
身の心も快調で気分良く、「さぁ今日からいろいろやるか」なんて気力が溢れるなんて
夢を描いているのだが、果たしてどうだろうか。
でも明日の朝になったら、急に「今日は何処に出掛けようか!」なんて気持ちになって
しまったら、それも今はコロナで外出自粛だから困るなぁ。