『 宮ヶ瀬ダム 』 河津 米子さん 撮影。
私も昔行ったことがあります。懐かしい所です。民芸館があったり
遊覧機関車があったり、景色も素敵です。大きなクリスマスツリー
の点火の時にも行きました。神奈川の奥部の必見名所です。
今日から東京では緊急事態宣言だ。朝から晴れ間があって暖かい。
こうなるとのどかな日曜日だなんて言ってはおられない。又行楽の人出で
各地は賑わうのが心配だ。今朝早く千葉方面へ向かう高速道路が10KMの
渋滞と言っていた。房総のお花畑へでも行くのだろうか。
昨夜の渋谷、新宿は、今宵は最後の飲み会だと名残を惜しんで深夜まで、
路上飲みの集団で一杯だったという。
皆が自分だけは、あまり出掛けないしマスクをして十分気を付けているから、
感染などする筈がないと信じている。交通事故とか火事や地震や事件などと
世間にはいろいろな危険災難があるのに、自分はもう何十年も合わずに来て
いるのだから大丈夫と、何のエビデンスもないのにそう信じているものだという。
それでも時々はふっと不安になったり心配したりすることはあっても、平気で
今日も明日も美味いもの食べたり、出掛けたり、笑ったりが出来るのだろう。
しかし今は、冷静によくよく考えてみると薄ら寒く恐ろしくなってくる。
自分は感染などはしないと強く信じているこうしたタイプの人でも、仮に
もし感染したと想定して考えると、39度の高熱にうなされ呼吸不全に苦しみ、
病院に行くことも出来ずに不安に苛まれ、運良く救急車が来て呉れたとしても
収容する病院が見つからない。自宅待機という名のもとにパルスメーター1つを
貸し与えられ、やがては家族や周りに人にも感染させて、そしてとうとう病床の
空きを待ちきれずに死亡する。特に変異型が多くなった今ではこのケースが多いという。
現実はこういう状態なのだから、幾ら楽観主義、能天気、無神経、思い込みの強い
タイプ、そしてどんな豪傑でも恐ろしくなるのではなかろうか。
こうした残酷で前時代的な現実を、皆で直視して声を上げなければ、なかなか
国の事なかれや楽観主義、無策、無能を目覚めさす事は出来ないだろう。