私が今まで会ってきた依存症の女性で、子どものいる方たちは、二つに分かれている。子育てを誰かに任せられた人と、任せられなかった人だ。
子どもを誰かに任せることができた仲間は、私の印象だが、軽やかだ。いかなる理由にせよ、それがベストチョイスだったのだと思う。
一方、任せることが叶わなかった仲間(自分を含む)は、子どもというのは、何かこう、まるで消えないスティグマだ。たとえその子が成人していても。
私は二度と
あの子育てを経験したくない。
二度と。
世間の声がする
「いろいろあったけどいい思い出でしょ?」
そんなこと死んでも言えぬ。
善意の声がする
「子を授からなかった人への冒涜だ、贅沢な悩みだと思わないの?」
こうやってなんど窒息してきただろう。
男さんの声がする
「ちゃんとそう言えよ。いや、じゃあさ、そもそもなんで産んだんだよ?」
子とともに
これを抱きしめさせられてきた。
今日一日。