ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

手土産

2022-10-18 18:22:00 | 技法以前
p93
死にたくなると彼女は、夜中でも両親に頼み込み、病院に向かう。しかし一番困ったことは、「死にたい」つらはではなく、病院に向かう途中で「死にたい」という気持ちがだんだんおさまってくることだった。

病院に着く前に落ち着いてしまっては、夜中にもかかわらず自分のために待機してくれている先生に申し訳ない。そこで「死にたい」というモチベーションを維持する手立てが必要になる。…中略…「自分を一生懸命に責め立て気持ちをつらい状態に追い込む」…中略…めでたく入院…手厚い看護…退院後ふたたび同じ訴えを繰り返し…「このパターンから抜け出せない自分に対する苛立ち」…

死にたい願望の背後には、医師や看護師の尊い仕事の"やりがい"に奉仕するために患者は常に「病気という手土産」を持参し、その結果もたらされる聴くことや投薬や処置を含むケアを通じて「人とつながる」という水脈を確保してきたというパターンがある。彼女の研究の面白さは、そのメカニズムを明らかにしたところにある。

ゴミ捨て場じゃない

2022-10-17 09:58:00 | 技法以前
p90
「先生が私の話を聴いてくれないので外来受診のしかたを研究したい」

p91
自分の抱える苦労を粗末にして、自分で吟味することも悩むこともせず、心のゴミを捨てられるように外来の主治医の前で話すと「外来はゴミ捨て場じゃない」と相手にもされない。

p92
「私は先生のところに悩みや苦労をもっていかないよ。行く前にワーカーさんに相談して、解消してからその報告を先生にします。…中略…私もいま調子が良くなってきたけど、先生のおかげでよくなったとはあまり思いません。そう言うと、先生は嬉しそうに聴いてくれます」



容認派

2022-10-16 12:01:00 | 日記
aからは遠く離れた場所で

「aはたしかに間違っている、でも、ほかに選択肢がない」

って、
aを容認しているんだよ。

aを容認しないというなら、「でも」以下は必要ない。

まちがったことを押し付けてるってこと。

だったら土下座して「すみませんが、お願いします」って、いいこそすれ、

「みんなもなにかしら我慢してんだよ。お前だけじゃねえのに」って逆ギレするのはちがうよな。

「みんなも我慢してるんだ」って、「男だってつらいんや」と言って女の口を塞ぐやり方とおなじやな。

「環境活動家だって石油で作られたTシャツきてるじゃん」と

「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」は、パラレルだ。

さらにね、さらに

私は思う

aの容認派は
aが自分ちのお隣にできたとき
「そうやなあ。これはみんなのために必要や。だから甘んじて受け入れよう。誰かが我慢しなあかんことや。たとえ事故や事件があっても。みんなも、なんかしら我慢してるんやし」って言わなきゃだよ?自分がもしそれで死んでも「まあ犠牲は仕方ない」って言える人だけよ?(いや、ちがうな、犠牲になる人は出てはならないんよ。根本変えたいんです)

「嫌だったら引っ越したらいい」って言って、引っ越せる人がこれ言っちゃ反則よ。

今日一日