たまごと壁の話を思い出した
美術館のひまわりにスープをかける抗議を若者がした
環境活動家だった
はじめみたとき、正直、ショックだった
ミルクを破棄するヴィーガンと同じように見えた
そのあと、無数の「そんなやり方ではかえって逆効果じゃないか」を見た
同じ光景だった
立ち止まった
元首相の事件が脳裏によみがえった
座り込みの揶揄も
突然それが起こったのではなかった
それまでに無数に訴えてきていた
しかしなにも変わらなかった
だれもとりあわなかったから
それでその行動に出た
「同情しなくていい、共感しなくていい、やり方がまちがってるもん」って言われた
しかしそれでもなお、私は、たまごと壁ならば、たまごの立場にたつ。
今日一日