WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

IPCCのラジェンドラ・パチャウリ議長「時間を無駄遣いしてはいけない」

2007-12-21 20:51:15 | 環境全般
今年のノーベル平和賞を受賞した
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」
ラジェンドラ・パチャウリ議長が昨日(12月20日)、
京都市の立命館大地球温暖化問題について講演しました。
(いいなあ~)

そして、
「時間を無駄遣いしてはいけない。英知ある人たちが社会を説得すべきだ」
と早急な対策を訴えました。

議長は約400人の聴衆を前に
「2007年は気候変動の年」
と振り返りました。
約10年前に京都で生まれた京都議定書について
「米国が批准していない弱点はあるが、国際的な炭素市場が創設されたり、各国の政策が刺激されるなど成果があった」
と評価しました。

また2015年をピークに、
世界全体の温室効果ガス排出量
減少させる必要があるとのIPCC予測を紹介しました。

2015年・・・・。

「残る余裕は7年。議定書の次の約束期間では、より大きな削減目標を掲げ、気候変動のスピードを遅らせなければ」
と強調しました。

残る7年。
非常にリアルです。

長男は13歳、次男は7歳。
その時点で、転換しなければならないのですね。

奥田内閣特別顧問、温暖化対策を担当

2007-12-21 19:25:09 | 環境全般
地球温暖化問題への取り組みを強化するため、
奥田碩日本経団名誉連会長(トヨタ自動車取締役相談役
が、26日付で内閣特別顧問に起用されることになりました。
温暖化対策の企画立案や国際会議への参加に加え、
経済政策全般に関して首相に助言するそうです。

経団連の方ということで、
偏りが心配されるかもしれませんが、
奥田会長に関しては、
公に尽くす意識が高い方とお聞きしているので、
いい人選だと思います。

日本も、
環境と経済の両立
をはかるために、
これからさまざまな手を
打っていかなければなりません。

ご活躍を祈念いたします。

なんちゃってエコ拡大。ふつうのお洗濯もエコベールに。

2007-12-21 19:14:32 | 環境全般
おうちクリーニングからはじめてエコベール利用拡大を計画。
次は通常のお洗濯にも、エコベールを使用してみることにしました。

エコベール・デリケートウォッシュをつかってみて、
汚れ落ちの良さは、実証済みですう。

ただし、長男の保育園泥汚れにはどうか?

天然ラベンダーの香りはかなりいい気分で洗濯できます。
↑こういうのは働く女性の家事には重要かもしれません。


商品説明
エコベール ランドリーリキッド(洗濯用液体洗剤) 1500ml」は、毎日のお洗濯に最適な、お肌に優しい成分のみを使用した衣類用洗剤(液体)です。白物・色柄物の汚れをきっちり落とし、しなやかに洗い上げます。汚れを落とす成分には、ヤシ油・パーム種子油・ナタネ油大豆油を、洗浄力を高める成分に、柑橘類サトウキビ糖蜜を、香り成分には天然のラベンダーを使用。蛍光漂白剤、着色料、化学香料など、石油系化学成分は配合していないので、デリケートなお肌の方の衣類洗いにもお使いいただけます。溶解性が高く、水洗いでもしっかり汚れを落とし、仕上がりは天然ラベンダーのさわやかな香りです。

品質表示
用途:綿・麻・合成繊維用(衣類の絵表示を確認ください。)
成分:界面活性剤(28%ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、純石けん分(脂肪酸カリウム)、アルキルポリグリコシド、アルキル硫酸エステルナトリウム)、補助剤、(6%蔗糖発酵アルコール)

液性:弱アルカリ性


せんぱいドイツに発つ。

2007-12-21 18:47:02 | 環境全般
大先輩がドイツに発ちました。
留守中にハガキを整理する方法とか、
一覧表のつくり方なんかを
伝授していただきながら
ドイツの再生可能エネルギーへの補助金とか、
でも税金が高いとか、
それでも日本よりみんな幸せそうだとか、
ネットカフェ難民はいないとか、
あれこれお話をさせていただきました。

ドイツに行くと血圧が下がるらしいですから、
やはりストレスは少ないのでしょう。

環境先進国ドイツ、
そのドイツに縁の深いその先輩は、
ドイツと日本を、体感し、
リアルに比較できる稀有な存在だと思います。

モチロン、経済成長だけで考えても、
EU圏はいまは強いです。

でも経済成長だけではない、
何かがそこにはあるのでしょう。

土産話が楽しみです。

越年「じたばたしてもしょうがない」

2007-12-21 18:18:37 | 政治
「じたばたしてもしょうがない。なるようになる」。
福田さんは20日の地元テレビ局の番組収録で、
参院での与野党逆転を背景にした、
14年ぶりの越年国会への思いを語ったそうです。

そうねえ。
腹を据えてかからないと。

国会情勢については
「参院で野党がどう反応するか待つしかない」
とする一方、
来年の抱負に関して
「自民党が今のようなくびきに悩むことがないよう前進できる年になってほしい」とのこと。

くびき???
語彙なしオンナはわからん。

で調べたら、

1)車の轅(ながえ)の先端につけて、車を引く牛馬の頸の後ろにかける横木。
→牛車(ぎつしや)
(2)(比喩的に)自由を束縛するもの。
「国家の―から脱する」

なるほどなるほど。

昔、サザンの歌に希望の轍ってあって、
「きぼうのくつわ
って読んだことがあったわん。

それじゃあ、苦しいじゃんって。

(わだち)は、
鉄道で、レールの交差部で
車輪が軌道からはずれないようにする装置。
フロッグ


くびきから自由になりたい!
希望の轍

わおーーーん。

おはようございます。再びIPCCについて

2007-12-21 08:34:06 | 環境全般
おはようございます。
いい天気ですね。

さて表題の件ですが、

日経エコロミーの特集で西岡氏がこんなことを
おっしゃっていて印象に残りました。

************

IPCCは懐疑派の人たちの意見を聞き、
科学的に評価してきました。
例えば、米航空宇宙局(NASA)が
「人工衛星から見た地球全体の温度は下がっている」
という主張をしました。
IPCCでは議論を重ね、
データの補正の仕方が悪かったと指摘し、
NASAもそれを認めました。

太陽光線の影響についても報告書に半ページを割き、
仮説にはデータが足りないということを指摘しました。
このような検証を1、2年かけて積み重ねてきたのです。
それにもかかわらず、
こういった報告書を読まないで反論する人が後を絶ちません。

ただ、今回の報告書でも「90%」といっているように、
いまでも多くの不確実性があることはIPCCも認めています。
それが科学的な立場だと考えています。

********

IPCCが「90%」という結論を導き出すまで、
どれだけの議論が重ねられたのかにあらためて
思いをはせます。

議論を重ね、検証をし、膨大なデータをもとに
積み上げた結果が、
90%
なのです。

これは重いと思います。

では、1週間の最後の一日、良い日になりますように!