インドネシアのバリ島で開かれている、
国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)は、
昨日(12月8日)今後の行程表、
「バリ・ロードマップ」の草案を各国に示しました。
ロイターによると
「現行の取り組みでは、必要とされる排出量削減を達成できない」
と指摘。
「気候変動への取り組みは、すべての国による効果的な参加が必要だ」
としているそうです。
「京都議定書」では、
先進国の温室効果ガス排出量について、
2008年~2012年までの期間中に1990年の水準から、
5%削減を求めていますが、
みなさま既にご存知の通り、
米国が批准していないほか、
中国やインドをはじめとする発展途上国については、
2012年までの排出量削減の数値目標を設定していません。
インドネシア・オーストラリア・南アフリカの
代表によって書かれた4ページの草案は、
先進国に対し、
気候変動の最悪の事態を避けるためには、
温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年の水準から、
25~40%削減を必要とする「明確な科学的根拠」
があると指摘しています。
同草案では、
先進国に温室効果ガスの一段の排出量削減を求める一方、
発展途上国に対しても、
少なくとも排出量増加に歯止めをかけるよう
努力を要請しているようです。
これに対して、数値目標に対して消極姿勢な各国は、
反発を強めるとみられているほか、
発展途上国からも、さまざまな意見が噴出することが
予想されます。
国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)は、
昨日(12月8日)今後の行程表、
「バリ・ロードマップ」の草案を各国に示しました。
ロイターによると
「現行の取り組みでは、必要とされる排出量削減を達成できない」
と指摘。
「気候変動への取り組みは、すべての国による効果的な参加が必要だ」
としているそうです。
「京都議定書」では、
先進国の温室効果ガス排出量について、
2008年~2012年までの期間中に1990年の水準から、
5%削減を求めていますが、
みなさま既にご存知の通り、
米国が批准していないほか、
中国やインドをはじめとする発展途上国については、
2012年までの排出量削減の数値目標を設定していません。
インドネシア・オーストラリア・南アフリカの
代表によって書かれた4ページの草案は、
先進国に対し、
気候変動の最悪の事態を避けるためには、
温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年の水準から、
25~40%削減を必要とする「明確な科学的根拠」
があると指摘しています。
同草案では、
先進国に温室効果ガスの一段の排出量削減を求める一方、
発展途上国に対しても、
少なくとも排出量増加に歯止めをかけるよう
努力を要請しているようです。
これに対して、数値目標に対して消極姿勢な各国は、
反発を強めるとみられているほか、
発展途上国からも、さまざまな意見が噴出することが
予想されます。