オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

乗りっぱなしはいけません。

2005-11-01 18:46:28 | メインテナンス
 ツーリングに行ったり、英車のイベントに参加したり、古いオートバイを楽しみたいと思っている人は多いと思いますが壊れるんじゃないだろうか?とか、古いオートバイはメインテナンスが大切、といわれても何をやっていいか分からない、などでクラシックの世界に踏みきれない人もいると思います。また現行車と同じと思っている人もいるかもしれません。今のオートバイなら一ヶ月いや一年位だってバッテリーが生きていればすぐ使えます。やはり古いのはそうはいかないことの例が私のB50でした。

 北海道から帰ってきた後まったくエンジンもかけないでそのままでした。それで今回の英車の集いに参加するため乗ろうとしたらいろいろありました。
ブレーキレバーの戻りが悪い。
  これは前回書いた内容です。
エンジンがかかりそうでかからない、キックをしたら数回爆発するが続かない。
  キャブのつまり。フロートを外して掃除したらOK.
アイドリングを続けていたらオイルのブリーザーからオイルが吹き出てきた。
  オイルのレベルが下がっていたので追加したらエンジンに下がっていたのが戻ってきてあふれた。オイルを抜く。
ギアをローに入れるとエンスト、クラッチが張り付いた感じ、しかしキックをするとヌルっとクラッチが滑る。
  下がったエンジンオイルがクラッチ側に入っていた。抜いて適量いれてOK。

タイヤの空気圧は半分くらいになっていた。
バッテリー液が三分の一くらい減っていた。電圧も低下していた。
プラグは真っ黒になっていた。

と2ヶ月前快調に走っていたのにこのままでは走れませんね。でも対応した内容はたいしたことありません。キャブレターもつけたままフロートチャンバーは外せるし、オイルは量を確認し、空気やバッテリーも見れば分かります。現行車の取扱説明書にも書いてあるような点検をこまめにやっておれば大丈夫なことばかりでした。


われらの強い味方ヘインズのマニアル!

英車の集い

2005-11-01 12:32:02 | クラシック
 10月29~30日に清里で“英車の集い”が開催されたので参加してきました。土曜日の午後、清里のロッジに集合、夜に交流会(宴会ともいう)。そして次の日10時に解散というとてもシンプルな集まりでした。

 参加した人たちは互いに話をしたり意見を交換したり、集まった車輌を見てオートバイ談義に花を咲かせたりと自由に時間を過ごしていました。日曜日の朝は広場にオートバイを出して10時解散までオートバイを眺めたり写真を撮ったり。写真の古いオートバイのエンジンをかけて走らせるのを見てはみんな大喜びでした。参加している車輌は1920年代のものからあるのでオートバイの変化の歴史が見られて興味深かったです。

 私は10年ぶりに会ったAJS乗りのEさんがアイリッシュラリーに今回実走で来たもので参加したことを聞いて驚かされ、何人かの知り合いに久し振りに会って話をしたり、自分の持っている英車の分からないことを聞き、はたまたゴールドスターに詳しい人にエンジンについて教えてもらったりと、とても楽しくかつ有意義な時間を過ごすことができました。そして乗って行ったB50は快調でした。