オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

ランドネチョークケーブル長さ調整

2012-01-20 20:05:00 | トライアル
 点検だけでなく、修正しなければならないところもあります。

 チョーク(正しくはスターター)ケーブルのインナーケーブルが短く、遊びがありません。遊びがないと完全にスターターバルブを戻しきれず、不調の原因になります。長さを調整して遊びを設けます。

 どうも直線のときのインナーケーブルの長さが、実車につけると短くなるのを考慮してないようです。




 キャブも掃除です、濃縮ガソリンが入っています。



リンクの潤滑

2012-01-19 19:57:00 | トライアル
 トライアル車の新車のとき、リンクの潤滑状態をチェックするのに分解します。ランドネはきちんとグリスが入っていました。

 しかしこれで安心してはいけません。ランドネに限らず、外車のこのリンク周りのシールは寸法が小さく、締代もわずか、寸法どおりできていても耐久性は充分ではありません。最低でも一年に一回は分解してグリスアップをしたほうがいいと思います。


 ベアリングの両サイドにシールがついています。他のガスガスと同じもので、極小サイズです。

ランドネのフロントブレーキ

2012-01-17 20:41:00 | ノンジャンル
 外車は届くたびに仕様が変わっているというのはよくあること。フロントフォークのインナーチューブが、アルミから鉄になりました。

 それとフロントブレーキ。キャリパーは一体型、レバーは可倒式。FORMURAというイタリアのメーカーでした。AJPの独占だったので新鮮です。





こんなの初めて!シリーズ第○○弾、点火時期が狂っている

2012-01-17 20:19:00 | クラシック
 クラシックバイクならよくある事ですが、調整のないCDI点火で、点火時期が狂っていたのは初めてでした。

 先日の写真のホークです。調子が悪いのを調べて行ったら判明、50°くらい早くなっていました。

 CDIか発電機側の故障のようでした。発電機側は、抵抗値を測定するとマニアルの基準数値範囲内。CDIは大きく外れていました。この時代、CDIも抵抗を測って確認できる線の本数でした。

 新品CDIは無いので、中古を入手してつけたらばっちり直りました。



作業開始

2012-01-13 19:02:00 | クラシック
 数ヶ月前に持ち込まれたときは、土の中から発掘されたんじゃないだろうか?と思わせてくれるようなホコリまみれだったBMW。どこから手をつけようか途方にくれていました。年も明けたら、徐々にモチベーションも上がってきて、始めました。

 クランクシャフトが回ることを確認してほっとしています。


 アルミは白い粉吹き放題、鉄はさび放題。


 フロントブレーキマスターは、タンクの下。レバーからマスターまではケーブルで引きます。もちろん、今はピクリとも、動きません。