誕生日・・ということは

昨日は私の誕生日でした。



弟くん、義妹ちゃん、プレゼントありがとう



1962年生まれの寅年オンナ。
今年で××歳・・・

この歳になると、誕生日自体はそんなにうれしいことではなく、
どちらかというと、親に感謝をする日。

そう、誕生日＝母親の出産記念日。



新しいものには　早速チェックが入るのがルール。


私は戸籍上では二女、でも事実上は長女という微妙なポジションにあります。

両親が結婚してほどなく生まれたホントの長女は
この世に生を受けた日が命日になりました。

昭和20年代の後半のことです。

出生届を出すほどではなかったそうですが（母親談）
そこをあえて出生届と死亡届を同時に提出したのだそう。

なので長女の痕跡は、戸籍への記載と実家にある位牌とお墓にある墓誌だけ。
写真なんてないし、当時は土葬だったので遺骨すらありません。

その後、両親はなかなか子供には恵まれず　病院へも行ったそうで、
結婚10年後にやっと出て来たのが私・・というワケ。

ごめんね、こんなのが出てきて・・




クン・・クン・・クン・・・



私は幼い頃から、自分には姉がいたことを知っていました。
年に数回はお墓参りにも行っていたし、仏壇には位牌もあります。

知らず知らずのうちに、
お姉ちゃんの分も生きないと、と思っていたのかもしれません。

10年間がんばって私を産んでくれた親に感謝しつつ、
二人分のお返しをしなきゃ・・と改めて思うのが、
私の誕生日です。