ねこくさ

むか～し、お世話になっていた動物病院の先生は
「ネコ草は邪道」と仰いました。

ネコ草を食べるのは、「毛玉を吐き出すため」らしいので、
毛玉取りジェルを舐めればいいのでしょうが・・




　　　　（モナコ、ジャム）

ネコ草サイコー


人気度、高いです。
この後、リリーとクロも食べにきました。




ブチッ、ブチッ


むりやり引き抜こうとするので、
鉢、転がる・・


草は消化されず、いずれ毛玉とともに吐き出されるので、
後の掃除のことを考えると、気が重いのですが、
これがないと、観葉植物の葉っぱを食いちぎられるので、
やっぱりウチには必要なのかな・・と。

ちなみに、シータは（ソラとミンタも）食べません。

ハチュ報告（今日はリクガメ＆イグアナ）

ひょっ、ひょっとして、今年初のハチュ記事だったりして・・



冬の間、保温＆加湿に気をつけて、なんとか春にたどり着きました。

やっと野草も採集できるようになり、だんだん野菜率もさがって・・
・・よかったぁ。（経費的に・・）

野菜だと、どうしても種類が限られるので、
出す方も食べる方も飽きちゃうのです。


桑の新葉も出たし、タンポポやタビラコやカラスノエンドウも採れるようになったし、
ここ数日で、ヤブガラシも出てきましたよ。





カメさんたち、すごい食欲なので、葉っぱの採集が間に合いません・・





元気でなにより。


＊＊＊＊


一方、イグアナ・ルビーさん、
この冬はプチプチビニール・カーテンを追加したおかげで、
温度が保たれ順調だったのですが、
ここにきて、ちょっとベンP気味に・・。

そのせいもあって、最近ちょっと食欲不振です。





先週、何を思ったのか、突然外に出たいと騒ぎ出し、
まだ寒いんじゃないの・・とは思ったのですが、
たぶん言っても理解してくれそうもないので、
好きなようにさせてみました。





喜んで飛び出したまではよかったらしいですが、
しばらく放置しておいたら、定位置で固まってました。
（天井に一番近い隅っこ）

ダカラ、サムインジャナイノッテ、イッタノニ・・・





この日の体重は2.2kg。
秋から変化なしです。

新しいバランス

「あっ！！」という間に４月も終盤で・・
無我夢中というか、目の前のことを必死に消化する日々でした。

ヒトが必死に物事を消化している間、
ほんの2ヶ月前までは９匹兄弟だったのに、
あっと言う間に６匹になってしまったネコたちは
彼らなりに新しい生活バランスを構成したみたいです。




シータ嬢


表向きは、最年長のシータ嬢がボスですが、
実質、影のボスはリリー嬢・・



リリー嬢


そのリリー嬢、ますます「かまって度」がパワーアップし、
ヒトが食事中だろうが、新聞読んでいようが、
傍らに寄ってきて、「かまって、かまって！！」と訴えてます。

いや、うれしいですよ、リリーさんから来てくれるんだから。
でも、いつもご希望通りにはいかないのですよ






ジャム嬢も甘えん坊になりました。
もともと抱っこが苦手なので、自分からヒトの膝に乗ってくることはありませんが、
何か望むことがあると、隣に来てヒトの顔をじ～っと見たり、スリスリしたり・・・。

今までは、自己主張しなくても、先輩の後ろにくっついていれば、
ほぼ希望が叶っていたんですけどね。。

先輩がいなくなって、戸惑ってます。



そして・・



モナコ嬢


アンモニャイトも健在ですよ。

形勢逆転？？

おひさしぶりです。
ネコたちは元気です。


＊＊＊


ある日のジュニア＆クロ兄弟。





相変わらず仲良しで、10歳越えの今でも　2匹寄り添って寝ています。


ジュニアのほうが、力的に上位だと思っていたのですが・・





黒い足がシッポの根元を押さえ込んでます。

黒い足はクロの足。
いつから力関係が逆転したのかしらん？？

それとも、
せめて寝ている間だけは・・というクロの心・・

しじゅうくにち、すぎました。

バタバタしている間に、
ミンタの「しじゅうくにち」が過ぎました。
（ネコにも当てはまるものなのか・・）



偶然撮れた一枚だったのに、生涯最後の写真になりました



突然来てしまったお別れでしたが、
ミンタが最後の日まで、普通の生活を送れたことに、
実はちょっと感謝しています。





もう何年も前になるのですが、
ある日、ミンタが立ちあがれなくなりました。

後ろ足に力が入らなくて、立つことできない。
数日の間に、そんなことが何回か。

ただ、いつも数分～1時間くらい経つと、フツーに歩けるようになる。

短期間に何回かそんなことが繰り返されたので、
Ｋ先生のところで、レントゲンを撮ってもらったら、


「背骨、骨折したことあったっけ？」

いえ、ありませんけど。

「これね、骨盤に近い方、骨折して自然にくっついたみたいになってる。」


その時見せられたレントゲンの写真。
不自然に山なりになった背骨が、骨盤のところでちょっとだけくっついてる
・・そんな写真でした。


「ネコってあるんだよね、こんなこと。
　骨折したんだけど、いつの間にか自然にくっついちゃうの。」


ミンタと暮らし始めてから、２日と家を開けたことはありませんでした。
なので今考えると、ひょっとして、あの時？？と思うことはあるのですが、
その時も翌日も、彼女はフツーに歩いてました。

そんな重大事項を見逃すなんて。。


「今は大丈夫だけど、将来、下半身にマヒが出る可能性はありますね。
　マヒがでると、歩けなくなるし、排尿・排便も自力ではできなくなります。」


その宣告に、万が一、そんな状態になっても、
ミンタが生涯を全うするまで私が介護する、と心に決めていたのです。

立てないときは、痛みが出ているときらしいので、
頓服で、痛み止めは常に常備していました。


結果的に、そんな事態にはならなかったですけど。。



ちょっと丸みをおびた背中


最後の日まで、フツーのネコでいてくれてありがとう。
あなたは本当に手のかからない、賢い、イイコでした。
もしあなたが、私たちの最初のコでなかったら、
９匹もの大家族にはならなかったでしょう。

神様、ありがとうございました。



後頭部がステキな一枚