たまゆら～hitotose～

たまゆら～hitotose～
　
　『ARIA』『わんおふ』『うみものがたり』の佐藤順一監督が
送るヒーリング・ストーリー『たまゆら～hitotose～』



　高校一年生の沢渡楓（さわたりふう）、塙（はなわ）かおる
岡崎のりえ、桜田麻音（さくらだまおん）は、
とても仲良しな四人組♪



　仲が良いので、かおるは「かおたん」、麻音は「まおたん」、
楓（ふう）は「ぽって」と呼ばれています☆




　
　ぽって、とかおたんは小さい頃からの知り合いで
ひっこみ思案のぽってが竹原の町で暮らそうと思ったのも
かおたんがいたからでした♪
　
　ぽってが楽しい時も悲しい時も、いつもそばに、かおたんが
いてくれるから☆


　そして、かおたんはぽってをよしよし☆と優しく
可愛がっています☆

　
　ポニーテールの子が塙かおる＝かおたん、で
髪の短い子が沢渡楓＝ぽって、です☆



　
　仲の良い２人ですが、７話は特に良かったです♪
ぽっての為に「なんで…雨降ってんだよ…」と泣いている
かおたんに優しさを感じました☆


　そして雨が止んだ時のぽってとかおたんの笑顔も良かった
です☆





　のりえちゃんと麻音ちゃんの中学生の時の出会いも、
とてもらしくて可愛いです♪


（ポニテの子がのりえ、でおかっぱがまおちゃんです☆）


　パティシエという夢の為に一生懸命でにぎやかでテンション
も高い、のりえちゃん☆
　
　話すのが苦手だから口笛に自分の思いをのせて
表現している麻音ちゃん☆


　2人は話す内に、とても気があいました☆
まるでお互いの気持ちがわかるように♪




　だから麻音の「あなたと友だちになりたい♪」という口笛の
想いをのりえは感じることができたのでしょう☆

　2人は素敵な友だちになりました♪






　
　ぽって、には昔ちひろちゃんというお友だちがいました☆
元気がなかった、ぽってを励ましてくれて写真の楽しさを
思い出させてくれた、ちひろちゃん☆


　ぽってが高校へ進学し竹原へ住むことになり離れ離れに
なりましたが、ぽってとちひろが久しぶりに再会するEPは
良かったです☆


　ぽっては、ちひろが、かおたんやのりえたちと仲良くなれて
嬉しくなりました♪
　そして、ちひろはぽってに友だちができて少し寂しかった
のですが…でも今はもう笑顔になりました♪


　そして、どうやらちひろちゃんにも友だちが
できたようです、そしてまた再会を約束します、
今度はちひろちゃんの友だちと出会えると良いですね☆


　みんなで記念写真☆






　９話の女子大生の志摩子さんとまなみさんのEPも
良かったです☆

　仲の良い相手だからこそ本当の素のままの自分を見せる
ことができて、それを可愛い、と思えるのでしょう♪





　ぽって、かおたん、のりえ、まおたん、の４人はそれぞれ
夢があり、なりたい職業があります☆


　そして、その夢にとても一生懸命です☆


　一生懸命ですがまおたんは、なりたいものが
いろいろあるので将来別の何かになっている
かもしれません☆




　『たまゆら』には何度か「行き先のない切符」がアイテム
としてでてきます。


　それが表すのは、どうやら「夢はあるけど、行き先の定まら
ないふわふわした私たち」のようです？


　ですが、ぽって達は夢を追うのを、とても楽しく
やっています♪





　ほぼろさん、というお好み焼き屋の可愛いお姉さんが登場
しますが彼女はぽって達より大人というポジションであり、
もしかすると未来のぽって達かもしれません☆




　ほぼろさんが久しぶりに先輩と再会するEPがあります☆

　かつてほぼろさんも先輩の、みそのさんもイラストの学校に
通っていましたが、今では２人とも別々の仕事について
います☆
　ですが、ほぼろさんも、みそのさんも、とても楽しそうで
す☆


　もしかしたら、ぽって達もやりたい事が変わってしまうかも
しれませんが、それでも楽しくやっていそうです☆

　そしてぽって達が高校で別れても、ほぼろさんのように
また再会したりしそうです♪





　ぽってに「行き先のない切符」をくれたもう一人の大人
志保美さん☆可愛くて素敵な大人です♪


　なぜかほぼろさんと意気投合して一緒に暮らしています♪
絵的に素敵ですね☆




　まおたんの「志保美さんとほぼろさん」の空想が良すぎ
です♪（笑）





　もう1人、かおたんのお姉さんのさよみさんも性格が良すぎ
て素敵です☆（笑）



　秘境探検をする、さよみさんも良いんですが
ぽっての思い出にかおたんやさよみさんがいると、
いつも感動してしまいます♪

閃乱カグラ Spark！

閃乱カグラ Spark
　


葛城（かつ姉　左）と斑鳩（クラス委員　右）

　『閃乱カグラ』の３年生・葛城と斑鳩☆
『閃乱カグラ Spark』は３年生の2人がまだ新入生の頃
のお話で、葛城と斑鳩の出会いと友情と心境の変化が
描かれています☆


　まず斑鳩さんの変化が可愛いです☆
今は長髪の斑鳩さん、最初はおかっぱ頭で
可愛いんですがお人形さんのようでした♪
（キレイだけど冷たそうな雰囲気）


　そして葛城（かつ姉）が斑鳩さんに対して親睦（笑）を
深めていくのもとても良いのです☆



　
　かつ姉は斑鳩さんに対して過剰（笑）なスキンシップ
や、ものすごくぎこちない（笑）コミュニケーション
を【自分流に】いろいろした結果、


「あたしたち２人は似たもの同志で同じ寂しさを
抱えた者同士仲良くできるんじゃないか？」


という答えを出したのでした♪
　

　いろいろやってみるものです☆
（戦ったりもしました）



　
　斑鳩さんの中にも切り捨てたハズの感情、
一体感や連帯感が生まれ、もやもやしますが
それに対して満更でもない様子です♪


かつ姉「が…がんばろう…な♪」
斑鳩「がんばりましょう…♪」


　というコミュがとれるまでになりました☆




　まだ素直じゃない２人ですが進級試験では

かつ姉「ただアタイはあんたと…２人で…勝ちたいだけだ!!」

斑鳩「はい！」

と認め合うまでになりました☆

　いつの間にか心も通じ合っていますし♪



　半蔵学院、最強の忍び大道寺先輩☆（♀）
（モデルはおそらく魁男塾の大豪院邪鬼）
スケ番みたいな感じですが、強いですね☆

　「忍（しのび）」を「死の美（しのび）」
と言うセンスも素晴しいです♪

　ですが意外と私服が可愛いですね♪
お嬢様みたいで（笑）





　２年生になった、かつ姉と斑鳩さん☆
新入生の飛鳥が来て後輩もできました♪

　かつ姉の過剰なスキンシップ（佐天さんのような）は
相変わらずです☆

　「なま足に戻ってくれよ～」と斑鳩さんに泣きついてる
かつ姉が可愛いです☆

　
　かつ姉「よ」
　斑鳩「おはようございます」


とお互いにあいさつをしていますが一年生の頃とは
変わりましたね♪

　かつ姉に「可愛くなった♪」と言われて赤くなる
斑鳩さんが可愛いです♪







　思えば似たもの同士で不器用な２人が戦ったり
、組んだりして、そこから絆や距離感が生まれて
きました☆


　やはり、最後も不器用な２人なので、また戦う
のですが、前に戦った時とは気持ちが違いますね☆


　前は仲が、あまり良くなかった2人が決着をつける
ために戦いましたが、今の2人は前に進むために
戦うのです☆

　
　だから、かつ姉は斑鳩さんへ、


「こいつとなら前に進めるかなって思えたんだ」


と告白したのです♪


　戦いの後、葛城と斑鳩の２人は素直に笑うことが
できました♪

　笑うことを忘れていた斑鳩が、かつ姉のお陰で
また笑うことができるようになりました


　斑鳩さんが髪を伸ばす理由もわかりますよ☆
もちろん、かつ姉のためなんですが♪

　
　「忍転身」は「自分がこうありたい姿」ですが
かつ姉の「忍転身」が、あの姿ということは
余程、斑鳩さんのことを強く意識したのでしょうね♪

ヴィナス戦記（安彦良和）

ヴィナス戦記


　ガンダムのキャラクターデザインで有名な
安彦良和の手がけたＳＦアニメです。
（安彦良和が原作、監督、脚本を兼任）

　
　シナリオが笹本祐一（モーレツ宇宙海賊！）

　アドバイザーが川又千秋
（ドラゴンクエスト　ロトの紋章！）

　作画監督が神村幸子と川元利浩

と豪華です。


　ちょっと『ラピュタ』みたいですが、作画がすごい
ので迫力を感じます☆煙の描写がすごい！




　安彦良和がアフタヌーンに『天の血脈』連載中、
またエースに安彦良和版『ヤマトタケル』連載開始で
私の中に安彦良和ブームが来てしまったのか？
今回『ヴィナス戦記』を書いてしまいました。


　いずれ安彦良和版ギリシャ神話の『アリオン』
などの感想も書きたいですね（あと押井守の『ダロス』）


　『モーレツ宇宙海賊』『輪廻のラグランジェ』
『たまゆら』『アイドルマスター』の感想も書きたい、
と思います。
　下書きは終わっていますのでお待ちを。






ヴィナス戦記の背景
　
　ヴィナス戦記はヴィーナス（金星）の
名前の通り金星を舞台にして冷戦のように
イシュタル、アフロディアの二大陣営が
戦っています。


　イシュタルがアフロディアへと軍事侵攻をし
それにより故郷を奪われた主人公ヒロと仲間たち
はイシュタルへの抵抗のためにアフロディアの
残存する勢力の反抗部隊の１つ
『ＨＯＵＮＤ（ハウンド）』に入隊し…



　という『機動戦士Ｚガンダム』みたいな設定ですが、
その通りかもしれません。


　ＨＯＵＮＤ（ハウンド）＝エゥーゴ的ですし。


　もともと安彦良和は『Ｚガンダム』に「ちがいます」
と言ったそうです。
　
　だからか、わかりませんが、この『ヴィナス戦記』は
『Ｚガンダム』に似ています。

　この『ヴィナス戦記』は安彦良和なりの
『Ｚガンダム』への答え、かもしれません。






主人公・ヒロ　
　
　ヴィナス戦記の主人公ヒロはバイク乗りですが
バイクを使った戦い方がカッコいいです☆






　
　バイクにミサイルを付けたり、集団で戦ったりします。
そしてバイクの戦い方が戦法にまでなります
　

　『ＨＯＵＮＤ（ハウンド）』はヒロたち若者を
集めてバイク部隊を作ります。


　そしてバイクの戦い方が戦法にまでなります


　ここは、モビルスーツ部隊を作ったレビル将軍や
ジオン公国。
　
　ゼロ戦＋空母の航空部隊を作った山本五十六的
です。


　
　特にバイクで階段をのぼったり戦車と一対一で
戦うシーンはスゴイです☆

　
　また敵のイシュタルの戦車には砲台が
たくさん付いていて（タコと呼ばれてます）
おまけに頑丈そうです。


　この戦車（＋敵の司令官）とヒロが
一対一でバトルをします。

　
　監督が安彦良和だからか、敵の司令官が
どう見ても「長髪のギレン・ザビ」にしか
見えません（笑）

　




ヴィナス戦記ストーリー
　
　バイク乗りの主人公ヒロはスタジアムでバイクレース
のゲームに興じていましたが、敵勢力のイシュタルが
侵攻してきて…
　対抗するため混成部隊『ハウンド』に入隊し…


　ストーリーは、Ｚガンダムに似ていますが、
そんなにカッコよくありません。


　混成部隊「ＨＯＵＮＤ（ハウンド）」も「エゥーゴ」
みたいにカッコよくありません。


　どう見ても、ただの「よせ集め」（笑）



　司令官はハゲで顔は怖いんですが
（ヘンケン・ベッケナーに似てる）
上の顔色を、うかがうばかりで中間管理職みたいです…


　ヒロたち若者で作られたバイク部隊を、


「極めて安価で作れて成果をあげれます」
「補充も容易です」
「出世は早いかもしれないがせいぜい下士官止まり」


　と言いますが、ヒロたちバイク乗りを「消耗品」
としか見ていません…



　安彦良和はマンガ「ガンダム　オリジン」でも
「シャアの正体を暴く」と言ったくらいで
キャラクターを、とても人間くさく描く人です。

　『ヴィナス戦記』に出てくる人は、みんな
人間くさくて血の通った味のある人たちです。


　だから「Ｚガンダム」でも「ちがいます」と言った
のかもしれません。


　『ヴィナス戦記』を見て軍隊に入ろう、なんて人は
絶対にいないと思いますが。






主人公ヒロたちの「若さと熱さと正義感」

　侵攻してきた敵に自分たちの遊び場であるスタジアム
を荒らされ怒ったヒロたち若者たちが「若さと勢い」
だけで敵戦車に、銃とバイクで戦いを挑みます。


　好意的に描いてはいますが、正義の代償はあまりにも
大きすぎました。
　
　
　最初はイケイケだった若者たちも敵にボロクソに
やられ、助けてもらい入隊した混成部隊「ハウンド」も
「兵隊は消耗品」くらいにしか見ていなかったり
仲間の死を経験するにつれて、
次第に「イヤだぁ～！戦いなんて、もうイヤだぁ～！」
と故郷へ帰りたいと思うようになります。



「若者が正義感を持つのはいいけど、代償は大きいよ？」
安彦良和は優しく品よく説いています。

　

　それも安彦良和自身が経験した学生運動（！）から
得た教訓だと思います。



　『ヴィナス戦記』は、ストーリーが重いですが
一応主人公のヒロがジャンプの主人公みたいに
がんばって、敵の司令官が乗る戦車に勝てた、
のがかなりの救いです☆

　ヒロのバイクＶＳ敵司令官の乗る戦車
のバトルは燃えますよ☆

ソラノヲト 5話

ソラノヲト

■５話

　季節は夏☆

　カナタ達の軍服も衣替えです♪
　


　冒頭、フィリシア隊長やカナタたちが
戦車を動かす訓練をしています☆

　『ソラノヲト』の1121小隊はガンダムの08MS小隊
のような存在で、『ソラノヲト』は、そんな1121小隊という
１部隊に焦点をあてたお話なんだと思います☆



　そしてナレーションで、
【カナタたちの運命の始まりだったのです】
とあります☆
　これは、これからのお話にもあるんですが
少～しづつ何かが動いているような感じです☆


　リオに手紙が届いたり、フィリシアさんがどこかへ出張
したり、あとあの電話とか☆
　画面には映りませんが水面下でいろいろ動いている
ようです☆

　
　あとノエルの珍しいジョーク「キョウ・ジュ」
も見れます♪（笑）



　あと内職とか見てると１部隊を維持するためのお金
って大変なんだなぁ、と思います☆


　
　フィリシアさんの「遠足よ♪」
の一声でカナタ、ノエル、クレハの３人で
遠足に行くことになりました♪（プチ任務）


　本当は旧遺跡が動くか？の確認なんですが
カナタやノエルが遠足みたいに楽しんでるのが
良いですね♪



　リュックが重すぎて…な３人☆
　
　
　「緊張感なさすぎ！」とぶつぶつ言うクレハ☆

　
　「ドジ」とか「コンパスがなければ100％じゃない」
とかぼそっと言うノエル☆
　
　
　「すごい！」と川やヤマモモを見つけるカナタ☆
（山育ちで耳や目がいい！）




　心配でカナタたちの後をつけて様子を見ている
リオ先輩♪

　重～いリュックを背負うコツを教えるリオ先輩♪
本当に使えそうなテクニックです☆

　途中、カナタたちのためにヤマモモを取ろうと
して…最後に少しカッコつけてカナタ達の前に
出てくるのもまた良いですね♪（笑）




　カナタとノエル、クレハでフィリシアさんの印象が
ちがうのも面白いです☆

カナタ「フィリシアさんって素敵だよね♪」

クレハ「あの人は真っ黒なのよ！」

ノエル「そこがいい…」




　最後はお風呂です☆



　３人は世界の果てノーマンズランドを眺めます☆
　
　旧遺跡の監視装置にはリオやフィリシアさんだけでなく
先輩たちのサインもありました☆

　言葉では説明できませんが最果ての景色や
先輩たちのサインを見て感動しました♪




　
　『ソラノヲト』は5話からマンガとアニメで少しづつ展開が
違っています☆
　
　重いリュックを背負っての行進中にクレハが、
　「重いリュックをまた背負うのは大変なんだよ」
と言いますが深いですね


　またノエルが頭巾を大事にしていたり
カナタが食べられるキノコを見つけたり☆（笑）


　３人の様子を見ているリオ先輩も多めに
出ています☆