■ソラノヲト
「ただいま」「お帰りなさい!!」
『ソラノヲト』はストーリーに感動できるし
百合的にも素敵で良かったです
タイトルの『ソラノヲト』の意味は…不思議な
運命の一本の糸とでもいいましょうか?
「ソラノヲト=空の音」があったからこそ
カナタ、リオ、ノエル、フィリシア、クレハ
たちは出会いそして救われることができたの
です
『ソラノヲト』は時告げ砦にいるカナタ、リオ、
フィリシアクレハ、ノエルの5人と街の人たちとの
交流の物語ですが5人それぞれに役目があるんです
よ
雰囲気は『魔女の宅急便』と『ラピュタ』みたい
なんですが、一番のポイントは女の子が天然で
可愛いすぎるところです
本物の天然っぽいんですよ(笑)
■カナタ、クレハ、ノエル
最初はカナタ、ノエル、クレハの3人です
主人公格のカナタ(真ん中の子)は明るくて良い子です
カナタはセーズの町に初めて来た時に祭りに参加してる
シーンがすごく好きです
巻き込まれたともいえますが(笑)
そして、このセーズの町に伝わる聖女の伝説
『ソラノヲト』を最後まで見終わった後で
最初の祭りのシーンを見返すと、また感動
すると思います
そしてセーズの聖女の伝説の意味も
カナタがラッパを吹くシーン
カナタがリオに優しく叱られてるのも良いです
次はノエル(髪が灰色の子)は表情があまりない子です
ノエルは表情があまりない…のですが
話したりしてる内にウトウトして眠りそうに
なったり、「あわわわ」と言ったりしてるのが
可愛いです
ソラノヲト』は女の子が天然ぽくて可愛い、
と書きましたがノエルの可愛さは天然で味が
あります
なんでノエルはあの頭巾を大事にしている
んでしょう?とか(笑)
そんなノエルにも悲しい過去がありますが…
フェリシアさんのお陰で立ち直る事ができた
と思います
そして、カナタ、リオ、クレハたち、みんなの
お陰でノエルは悲しい過去を償える事ができた
のだと思います
クレハ(右端の黒髪ツインテールの子)は
隊長のリオに憧れている子です
なのでリオに優しくされてるカナタにちょっぴり
嫉妬したり、左遷同然の今の隊の状況が悔しくて
(リオが侮辱されているようで嫌なのでしょう)
無理して少数精鋭と言い張ったり…そんなクレハが
愛しくて仕方ありません
クレハとカナタは最初は仲が悪かったのですが
お化け騒動やリュック行進のEPで仲良くなります
ノエルが笑顔を初めて見せたりも
しました
重いリュックを背負っての行進中にクレハは、
「重いリュックをまた背負うのは大変なんだよ」
と言いますが深いですね
私なんかソラノヲトのセリフが好きなんですよね
ピーマンが嫌いなリオがなんか可愛い
です
クレハがリオにピーマンを「あ~ん」と食べさせ
ようとするのも可愛いです
上手く書けないのですが『ソラノヲト』はラッパとか
祭りとか神話とか町の人たちとの交流などの描き方が
すごく頭が良くて優しくてちょっぴり残酷な目線も
持ってる人が作っているんだなぁ、
と思いました
主要な5人のメンバーも上手いのですが
シスターのユミナやアイシャの描き方も実に
上手いのです
おそらく立場とかも計算して作っていますし
次はリオやフィリシアについて書きたいと
思います
隊長のリオは左端の女性、フィリシアは
左から二番目の女性です
リオにはある秘密がありまして…実はお姫様なのです
、そしてタイトルの『ソラノヲト=空の音』を
奏でていたのはリオの姉でこの国の第一公女の
イリア・アルカディアでした
登場人物は全員大なり小なりイリアに救われて
います
そしてイリアに救われた5人が出会い集うの
ですからまさに不思議な運命のようです
リオは今でも姉を敬愛していますが…『ソラノヲト』
はリオの帰還の物語でもあったんだなぁ、と
思います
姉のイリアや隊のみんなへの思いから、みんなを
この国を守るために公女としての義務を果たすための
公女としての帰還そして隊への帰還
それが最初の方にも書いた「ただいま」「お帰りなさい!!」
です
つづく