北見藩の主君、北見重興は、
時に、誰かが乗り移ったように人が変わり、父である大殿まで殺めてしまった。等の本人は、一時が過ぎてみれば穏やかな重興となり、そしてその記憶がない。大殿は、重鎮らによって卒中でなくなったと隠蔽され、お家は安泰。
後、それら重鎮によって五香苑へ押込となる(幽閉)。
そこへ遣わされた多紀(元家臣の娘、離縁となり父と暮らしていた)。
初見時に、現れたのは重興ではあるが、その言葉遣い、身のこなしは幼子であった。
何故?誰なのか?
狂った振りをしているのか?
長かったわ。
出だしは、面白かった。
もののけ?
違うか、、、
読み終えてみると、回収されてない話があるのと、そっち?のような、肩透かし感が残る。
もうちょっと煮詰め端折るとよかったかな。