「さあ幼稚園へ行こう!」
車に荷物を積み込んで、はたと見るとマン太郎が「不安、緊張する」と泣いている。
「じゃ、幼稚園でシールだけ貼って、後は放課後デイに行く?」と問いかけると「シール貼って考える」との事。
園ではお別れ会の劇の練習が始まっているからか?
幼稚園の先生が「あれぇ、駆け足で来たからおれると思ったら、、、
劇が嫌なん?」
「そう」
「じゃ◯◯先生(スケットの先生)と見学してたらいいやん。ホールに行くのも嫌?」
泣きながら
「うん、教室に居りたい」
「分かった。じゃそうしよう。」
「それと皆んなから万太郎くん、万太郎くんて声かけられるのも嫌」
「分かった、先生、みんなにお話しするわ」
まだ泣きながら「う、うっうっ、万太郎思いついたんよ、、、
うっうっ、あのな、今日な、図鑑とぬいぐるみ忘れたんよ、だから元気が出らんの、、、」
と、言うことで先生に許可をもらい、それらを取りに帰って、元気に行けました、まる。
担任は「万太郎くんも、お友達に『あそぼ』って声かける事あるよね。」
「気持ち、ちゃんと話してくれてありがとう」
など伝えていました。
図鑑やぬいぐるみは、万太郎だけ許されております。
どんだけ、皆さんに助けられているかわかりません。
同級生達には「挨拶されるのが嫌」な子、自分の考えと同じじゃない事を知る機会になってるかな、、、