ウォーキングの途中、小さなお店をやっている友だちの所に寄ると、
「うちんとこが年末に入院してな、、、」
クリスマス過ぎに、高熱が出てなかなか下がらず、救急で、県病に入院し、検査をするも原因不明で気を揉んでいる。
「やっと熱が下がってきたけど、不明熱の説明しかなくて、このまま落ち着けば退院だって。原因わからずの退院ってのも心配よ」
と言うのが、6日の土曜日。
暮は、私も忙しく年越しの挨拶をしないままだった。
見ると、店はとっ散らかっているし、彼女の髪も手が行ってなく、ばらけている。
「今から病院に行くから、4時には帰るから、来れたら来て」と。
心寂しく不安なのだろう。
でも「退院できる」の言葉があるし、息子さん家族も、まぁ近くにいるので出直しはしないことに。
でも翌、日曜、月曜と顔を出した。
昨日は、店を片付けていた。
それだけでも安心。
「去年70になったけど、年をそんなに感じなかったんよね。
でも、この事で、もしかしたら、どこかにガン?白血病?などと、心配して、
あー私たちも、こんな年になったんやなとつくづく感じたわ。」
それから世間話。
いつもは、誰かかれか馴染み客が来て、それをきっかけに腰を上げるのだが、昨日はそれも無く長居をした。
夫には、何となく不安そうだから遅くなるかも、母の事で困ったら連絡してと頼んでいた。
顔出している時に、いつも、ご主人から電話が入って、回復しているのが伝わってきた。
このご主人(普通のサラリーマンだった。定年してもお店に手は出さない。)ダントツ愛想がなくて「奥さんの爪の垢でも飲ませたいわ」の人。
が、逐次電話をかけて来るってのに、団塊の世代を見て、こっそり笑う(原因わからないままだが回復しているから笑える)
いかんいかん、ここは、夫婦仲の良さにニッコリするとこだった。
※病名として「不明熱」というのはあるらしい