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西国三十三ヵ所巡礼の旅  第5回  その2 石山寺

2011-03-08 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅

岩間寺の次は第13番札所 石山寺へ行きました。

石山寺は山号を石光山、琵琶湖の南端近くに位置し、琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川の右岸にあります。

奈良時代後期に、聖武天皇の勅願により、良弁僧正が開いたと伝えられる。 

国宝にも指定されている本堂は滋賀県最古の木造建築物とされており、日本唯一の巨大な天然記念物で

世界的にも珍しい珪灰石(けいかいせき)の上に建てられています。 さらに秘仏の本尊も岩盤の上に

安置されているという。 本堂には紫式部が『源氏物語』の構想を練ったという「源氏の間」があり、

紫式部が執筆している様子を再現した人形が置かれています。

  

重要文化財に指定されている「東大門」

 

 

国の天然記念物 珪灰石

 

 

本堂(左)と中央の柵のついている花頭窓が紫式部のいる源氏の間

 

 

かつて郵便切手に使われた日本最古の美しい国宝の多宝塔

 

 

「月見亭」の横から眺めた瀬田川。 奥には琵琶湖と比叡・比良山系が一望できます。 

 

 

西国13番 石山寺

 

 

住所滋賀県大津市石山寺1-1-1

 宗派:真言宗

本尊:如意輪観世音菩薩

開基:良弁僧正

創建:天平19年(747)

  御詠歌:後の世を 願うこころは かろくとも ほとけの誓い おもき石山

 

 

今年のNHK大河ドラマで戦国時代が注目されていますが

この時代の石山寺は戦乱によって荒廃していたところを

浅井三姉妹の長女茶々(淀殿)の寄進によって復興されたという歴史があるそうです。

また関西花の寺としても有名なので、次回はもっと良い季節にゆっくり行ってみたいお寺です。