おばあちゃん孝行☆

夏休み中のおにい。

バイトのやすみが４日間あるというので、
私の実家を中心に広島・岡山・香川の一人旅をたのしんでいるようです。

今夜も実家にとまるようで、「きょうはかつおのたたきを
つくってくれたのよ～。それに汗だくになってわらびもちつくって
くれて、いま冷やしてるの～！」とおばあちゃんが弾んだ声で
報告してくれました。

私の育った町を散策したそう。なつかしいなあ。
実家が引っ越したので、私ももう１７年いってないなあ。

車がないと不便なところですが、まあ大学生ですから
なんとでもしますよね。
貸し自転車も大活躍したそう。

おばあちゃんの心配をよそに、それなりに楽しんだようです。

１６年前の私の入院のときは本当に両親に世話をかけた
おにいですが、こうやっておばあちゃんに手料理をふるまえる
ようになりました。
私はこの１６年どれだけ成長したのかな。

おじいちゃん生きてた～

通勤のときいつもとおる道。

お家のまえの歩道にイスやはしごをならべ、
ごみというかガラクタを積み上げているおじいちゃんがいます。

ちょうど仕事帰りの時間がおじいちゃんの夕涼み時間になってた
らしく、いつもそのお家のまえは車道に下りなくてはいけないし、
ガラクタがちょっとにおったりするものですから、
息をとめて「まったく～！！」とふくれっ面をしながら通っていました。

今年の夏は暑かったですよね。


あるときから、おじいちゃんの姿をまったく見なくなりました。

邪魔だなあと思っていたのに、しばらく見ないと心配になりました。

ある日洗濯物が干してあり、よかったと胸をなでおろしました。

そしてとうとう、おじいちゃんをみかけましたよ～


足をひきずりながらですが、お散歩されてました。

よかった～。おじいちゃん生きてた～。
暑い夏乗り切ってこられたんですね。
暑さも、後もう少しの辛抱だからがんばってね。

言葉を交わすわけではないけれど、
ずっと気になるおじいちゃんです。