ドイツのメルケル首相は2012年の内閣改造で環境相の反原発派のレットゲン氏を解任した。これについて反原発支持者からの納得が
得られなかったメルケル首相が自らの支持率を落とす結果になり、慌てて内閣改造後の組閣にはレットゲン氏の右腕として活躍した
同反原発派のペーターさんを起用した。レットゲン元環境相を言動が過激だと指摘した割には変化が乏しい人事となった。
メルケルさんは複雑な国家間の利害関係で当事者となることを極端に嫌う。国内でも反原発派からのレットゲン氏の解任について
不可解だと批評されたことよりも自身がレットゲン氏の解任の首謀とされることを嫌って、ペーター氏を後任に当てた。
神経質なほどに今のドイツの政治は正体を現さない。そして欧州の中でも単独での行動を避けている。足跡さえも残したくない。
当時のレットゲン氏の解任における反原発派のスローガンは「誰の仕業なのか?」だった。
民主党の岡田代表との会談で、慰安婦問題の解決を促したとされるメルケル首相だが、菅官房長官の記者会見でお互いの内容が
食い違うことが問題となった。
・民主党の岡田代表の言い分は
「メルケルさんから日韓関係における慰安婦問題で解決を促す発言があった。」
・政府自民党の菅官房長官の言い分は
「ドイツ政府に内容を問い合わせた結果、政府にそのような発言をした事実は無い。」
・ドイツ政府の言い分は
「過去の問題について日本政府にどうすべきというような発言した事実はない。」
この三者三様の発言の内容から見て、ドイツ政府は野党の民主党の岡田代表と会談したメルケル首相に対しての政府与党の
自民党の対応に不満があると見受けられる。特に日本政府に対してと発言の対照を明確にして答えているところはその意思が表れている。
ましてやこのドイツ政府のコメントは関係の無い自民党政府が態々ドイツ政府に問い合わせるという手段で生まれている。
岡田代表とメルケルの会談の食い違い問題を捉えたら、
「独メルケル首相は野党民主党と会談したのであって、政府である与党自民党からの問い合わせはお門違いだ。お前らは関係ない!」
といった主旨だと解釈は十分にできるものである。
自民政権に対しては反原発思想を展開し原発推進派に苦渋の思いをさせた挙句、更には野党の民主党と会談をするメルケル首相の
日本政府を軽視した行動に自尊心を傷つけられた自民党は被害妄想を拡大させて蚊帳の外からメルケルと岡田代表の会談に
嫉妬心たっぷりの横やりを入れたのだろう。
政策や外交のフィールドで与野党の鍔迫り合いを政治の場に引き立たせたのにどうも自民ガースーの存在がある。まぁいつもの事だな。
日韓スワッピング協定では100億ドル分を延長しないと豪語していたが、既に民主党時代に決まっていた内容の上に胡坐をかいて
TPP参加交渉では先発参加国の自由化率の取極めを知らないと閉口し、ISIS人質事件ではパイプが無いと発言も自身の政治資金問題で
2006年に人質事件で使用したと政治資金の使途不透明の弁明に答えた経緯があり、極めつけは今回のドイツメルケ首相と岡田民主代表
との会談に外野からブツブツと物言いをつける有様だ。
こうした場合、普通に考えられるメルケルが取る対応として「一私人として個人的に岡田代表に話した。」「押し付けなどではなく、
国際間の常識的な意見を第三者として発言した」などが考えられる。しかし今回の事実無根とするドイツの立場はドイツ国内のレットゲン氏の
環境相からの解任の時とは大きく違う。相当憮然としたのだろう。
メルケル首相は民主党に日韓関係における戦後問題を「和解」するように促した。と一気に話が飛躍したことも癇癪に触ったのだろうが、
更に追い打ちをかけるように自民党の民主叩きの材料とされることに強い苛立ちを感じたのだと思う。上げ足を取る様な自民の態度に
日本では言論の自由が許されていないのかと思えるほどに歪曲を重ねてまるで別の問題にまで発展させる卑怯な政治を垣間見たのだろうな。
これが今の日本の政治です。日本では日常茶飯事ですよ。「誰の仕業か?」では済まないほどに。
全ては自民党の原発推進派が今回のメルケル首相の訪日をおもしろく思わなかった為にこのメルケル岡田会談を潰す動機に繋がったと思われる。
そもそも元総理大臣の鳩山由紀夫氏がクリミア訪問している間にウクライナ紛争停止の調停に賛同を求めているドイツの首相が日本に来るんだから
それなりの意図も理解できるのが当然と思っていたら、親米派の政権自民党がこれだからお話に成らなかったようだな。
国際情勢まで話が進まない手前で撃沈したようだ。
ネトウヨの騒ぐ、鳩山由紀夫のクリミア半島への電撃訪問に原発問題に戦後補償と、全く欧州と粗利の合わない自民の姿が国際社会で
異様に目立ち始めた。 もしかして調子の良い喧嘩を売ってるつもりなのかな?海外から軽く折られそうだけど、自覚は・・・無いか。
鳩山元総理のクリミア電撃訪問に加え独メルケル首相の訪日は米国の覇権が徐々に弱まってきている証拠なのだろう。どちらにしても
目立つ機会が滅法少なくなってきた自民党には民主党とドイツ叩きで漁夫の利を得る小汚い戦法になってきたな。
2chのまとめサイトでも工作員らしき活動がリバイバルのように何時もの捏造という単語を並べるに終始しただけのようだった。
最近はこの「捏造」という文字が躍ればブーメランと同様にそれなりの首謀者が解ってしまう。
鳩山元総理のクリミア訪問独メルケルの日本訪問
どちらも反米主義の動きが際立つ時に来ている。
得られなかったメルケル首相が自らの支持率を落とす結果になり、慌てて内閣改造後の組閣にはレットゲン氏の右腕として活躍した
同反原発派のペーターさんを起用した。レットゲン元環境相を言動が過激だと指摘した割には変化が乏しい人事となった。
メルケルさんは複雑な国家間の利害関係で当事者となることを極端に嫌う。国内でも反原発派からのレットゲン氏の解任について
不可解だと批評されたことよりも自身がレットゲン氏の解任の首謀とされることを嫌って、ペーター氏を後任に当てた。
神経質なほどに今のドイツの政治は正体を現さない。そして欧州の中でも単独での行動を避けている。足跡さえも残したくない。
当時のレットゲン氏の解任における反原発派のスローガンは「誰の仕業なのか?」だった。
民主党の岡田代表との会談で、慰安婦問題の解決を促したとされるメルケル首相だが、菅官房長官の記者会見でお互いの内容が
食い違うことが問題となった。
・民主党の岡田代表の言い分は
「メルケルさんから日韓関係における慰安婦問題で解決を促す発言があった。」
・政府自民党の菅官房長官の言い分は
「ドイツ政府に内容を問い合わせた結果、政府にそのような発言をした事実は無い。」
・ドイツ政府の言い分は
「過去の問題について日本政府にどうすべきというような発言した事実はない。」
この三者三様の発言の内容から見て、ドイツ政府は野党の民主党の岡田代表と会談したメルケル首相に対しての政府与党の
自民党の対応に不満があると見受けられる。特に日本政府に対してと発言の対照を明確にして答えているところはその意思が表れている。
ましてやこのドイツ政府のコメントは関係の無い自民党政府が態々ドイツ政府に問い合わせるという手段で生まれている。
岡田代表とメルケルの会談の食い違い問題を捉えたら、
「独メルケル首相は野党民主党と会談したのであって、政府である与党自民党からの問い合わせはお門違いだ。お前らは関係ない!」
といった主旨だと解釈は十分にできるものである。
自民政権に対しては反原発思想を展開し原発推進派に苦渋の思いをさせた挙句、更には野党の民主党と会談をするメルケル首相の
日本政府を軽視した行動に自尊心を傷つけられた自民党は被害妄想を拡大させて蚊帳の外からメルケルと岡田代表の会談に
嫉妬心たっぷりの横やりを入れたのだろう。
政策や外交のフィールドで与野党の鍔迫り合いを政治の場に引き立たせたのにどうも自民ガースーの存在がある。まぁいつもの事だな。
日韓スワッピング協定では100億ドル分を延長しないと豪語していたが、既に民主党時代に決まっていた内容の上に胡坐をかいて
TPP参加交渉では先発参加国の自由化率の取極めを知らないと閉口し、ISIS人質事件ではパイプが無いと発言も自身の政治資金問題で
2006年に人質事件で使用したと政治資金の使途不透明の弁明に答えた経緯があり、極めつけは今回のドイツメルケ首相と岡田民主代表
との会談に外野からブツブツと物言いをつける有様だ。
こうした場合、普通に考えられるメルケルが取る対応として「一私人として個人的に岡田代表に話した。」「押し付けなどではなく、
国際間の常識的な意見を第三者として発言した」などが考えられる。しかし今回の事実無根とするドイツの立場はドイツ国内のレットゲン氏の
環境相からの解任の時とは大きく違う。相当憮然としたのだろう。
メルケル首相は民主党に日韓関係における戦後問題を「和解」するように促した。と一気に話が飛躍したことも癇癪に触ったのだろうが、
更に追い打ちをかけるように自民党の民主叩きの材料とされることに強い苛立ちを感じたのだと思う。上げ足を取る様な自民の態度に
日本では言論の自由が許されていないのかと思えるほどに歪曲を重ねてまるで別の問題にまで発展させる卑怯な政治を垣間見たのだろうな。
これが今の日本の政治です。日本では日常茶飯事ですよ。「誰の仕業か?」では済まないほどに。
全ては自民党の原発推進派が今回のメルケル首相の訪日をおもしろく思わなかった為にこのメルケル岡田会談を潰す動機に繋がったと思われる。
そもそも元総理大臣の鳩山由紀夫氏がクリミア訪問している間にウクライナ紛争停止の調停に賛同を求めているドイツの首相が日本に来るんだから
それなりの意図も理解できるのが当然と思っていたら、親米派の政権自民党がこれだからお話に成らなかったようだな。
国際情勢まで話が進まない手前で撃沈したようだ。
ネトウヨの騒ぐ、鳩山由紀夫のクリミア半島への電撃訪問に原発問題に戦後補償と、全く欧州と粗利の合わない自民の姿が国際社会で
異様に目立ち始めた。 もしかして調子の良い喧嘩を売ってるつもりなのかな?海外から軽く折られそうだけど、自覚は・・・無いか。
鳩山元総理のクリミア電撃訪問に加え独メルケル首相の訪日は米国の覇権が徐々に弱まってきている証拠なのだろう。どちらにしても
目立つ機会が滅法少なくなってきた自民党には民主党とドイツ叩きで漁夫の利を得る小汚い戦法になってきたな。
2chのまとめサイトでも工作員らしき活動がリバイバルのように何時もの捏造という単語を並べるに終始しただけのようだった。
最近はこの「捏造」という文字が躍ればブーメランと同様にそれなりの首謀者が解ってしまう。
鳩山元総理のクリミア訪問独メルケルの日本訪問
どちらも反米主義の動きが際立つ時に来ている。