簡単に読めるインスタントブログ

ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

ロシアのサイバー攻撃ですって。

2017-01-13 23:55:09 | 国内国際情勢
ロシアが米国大統領選挙期間中にサイバー攻撃によってしてトランプ候補が有利に

なるように選挙に介入した。 去年の大統領選が白熱する中で何度も耳にした

プーチンのトランプ候補推しと思われるスパイ活動疑惑。

しかし選挙が終わってトランプが勝利し大統領の座を手に入れると、この情報が何故か

形勢が180度変わって、ロシアのスパイが「トランプの不利になるような情報を取得」になっていた。

一体全体ロシアのプーチンは反ヒラリーなのか、反トランプなのか解らなくなってしまう。

トランプ氏は「魔女狩りだ。」「アマチュア無線レベル」とロシアの介入を否定した。

しかしトランプ氏もロシアの何を否定しているのかおそらく解っていないと思われる。


・「トランプ候補が有利になるようにサイバー攻撃し選挙に介入」

・「トランプの不利になるような情報を取得。」

果たしてどっちが正しい情報で信用できるかは現時点では定かではない。


こういう事、ネットによる情報社会の中で作為的に文章の単語やエッセンスは変えずに、内容を全く

別モノにしてしまう。その結果として単語からの検索を攪乱するような工作は度々行われる。

インターネットによる単語検索システムの特性を利用して、単語による検索を不自由にする働きがある。


最近だと『ジャニーズの元SMAPマネージャー懲戒免職』という情報が出回った。

一見すると昨今の話題性から解散騒動で事務所を退社した飯島マネージャーの事だろうと十中八九の人は

連想するだろう。しかし実際に蓋を開けてみると全くの別の話題で、飯島マネでは無い他のSMAPマネージャーが

多額のリベートを要求していた事が明るみになり懲戒免職となっていた。此れが工作活動であるかは確認できないが

やはりそうした情報の攪乱の性質を持っている。


そんなこんなで、ネット検索が雑音に紛れて欲しい情報が、悪質で人為的に用意された情報に埋もれてしまう。

煙幕によって煙に巻かれて視野を奪われたようになる。

トランプ政権移行前の現米国政権のオバマ大統領と言えば良いのか、それともヒラリー率いる米国民主党の

負け惜しみなのか、何が目的なのかイマイチはっきりしない。

もしかするとこれまでの大統領選挙戦でヒラリー陣営が行ったネット工作活動がロシア側の悪行だと言いたいのだろうか。

そうだとするならば、ヒラリー陣営はかなりの幼稚な印象を受けてしまう。


数年前からそして今も尚、政治ネタではネトウヨ工作員による『ブーメラン』と称されるエスケープコートと

して同じような内容の汚点を相手に追求していくロジカルな術が駆使され、今やその性質からネトウヨと

自民サポの代名詞的な呼称となった。

改めて考えてみてもネトウヨの存在自体が正しい情報を埋もれさせる煙幕のようなモノかもしれない。

そこに誠実性や情報の正確性を求めるのは当然のように無理な話で汚染にも気を付けなくてはいけない。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカーで司令塔の花形選手は不要になったのか。

2017-01-13 23:25:51 | スポーツ
サッカーでは司令塔オフェンシブハーフはもぅ要らない。

F横浜マリノスからジョビロ磐田への移籍を決めた中村俊輔の事を考えると

どうもマリノスから放出される理由として年齢と年棒の高さが最もネックになったとされて

いますが、私はそれ以外を含めても経営側の考えに賛同する部分が多い。

現在マリノスの経営はCFG(シティ・フットボール・グループ)が実権を握っているとされ

彼らの意見を無視する訳にはゆかない。元日本代表で10番を背負った中村俊輔でさえ、

シビアな評価が向けられるのですが、今のサッカー界において俊輔のような

キックの精度を活かしたオフェンシブハーフのポジションは重要視されていない。

これは何も日本だけでなく、世界的に見ても同じだ。
 

昨年の2016年に日本で開催されたFIFAクラブワールドカップで優勝したスペインの

ビッグクラブRマドリード所属ハメス・ロドリゲス選手も俊輔と似たようなオフェンシブハーフの

ポジションで活躍を期待され鳴り物入りで入団したが、結局は苦労を重ね活躍が出来ずに今年限りで

チームを離れる意志を示している。


最近のフットボールの傾向としてフォーメーションはサイドに開くウィング型の3トップの攻撃陣を

持つ事が多い。有能な選手をサイドの高い位置に配置して、中央の選手はセントラルか

ディフェンシブのポジションに収まるスタイルが主流だ。

ウィングとして高い位置に選手を配置して素早い攻撃が必要とされ、後から攻撃に厚みを出す為に

オフェンシブミッドを加勢するスタイルは時代に合わない。好守の切り替えの早さが強さの秘訣となり、

守備からシンプルに前線へボールを送り、サイド攻撃で試合を組み立てて行くことが求められている。

そこで中央のオフェンシブハーフにボールを入れて試合の流れを作り決定的なチャンスを演出していては

攻撃のリズムが遅くなるし、相手のディフェンス陣が形を整えてボールを奪われる結果になる。



守備の面で活躍するディフェンシブハーフのポジションが発達してトップ下の中央でボールを持つことは

難しくなっている。 横浜マリノスの中村俊輔選手も2016シーズンでは19回の出場にとどまり

オフェンシブハーフの実情を踏まえて元日本代表の10番と言えども先発で出場する回数が少なくなっている。

30回以上の先発出場を果たした中澤選手でさえ年棒は半減を提示されているのだから、19試合出場の

俊輔選手に対する評価は更に厳しかったと思う。


もとより俊輔は代表監督と衝突するケースが多く、その理由として中盤を重視して中盤に多くの選手を

置くことを希望するのだが、それは自分へのプレッシャーを減らしボールを持つ機会を増やすための

ものである。代表で10番を背負っていたと呼ばれても実質的には2006年のW杯でしか先発出場していない。

結果は0勝1分2敗で一勝も出来ない散々たる内容だった。

2010年はオランダ戦に1点ビハインドの状況で後半途中からの出場のみだった。


俊輔を中心として中盤に厚みを持たせるフォーメーションで挑んだ2006年のオーストラリア戦が

彼の代表でのキャリア、戦術、監督との兼ね合いの全てを物語っているのだろう。

日本1対3オーストラリア 逆転負け、俊輔の1ゴールのみ。

代表監督のジーコさんはこの試合の後に戦術を立て直して中盤から一人減らしディフェンスを

3バックから4バックの布陣に切り替えた。オーストラリア戦でジーコ監督の評価も下がったが、

その後ジーコさんはトルコのフェネルバフチェの監督になりチャンピオンリーグでベスト8の快挙を

成し遂げ汚名を返上している。

2016年シーズンで中村俊輔は一度だけセントラルMFのポジションに入っている。これがクラブから

暗に示された俊輔に残された最後のチャンスだろうと思われる。



経営やチーム編成にも関わるCFGは日本では聞きなれないかもしれないが、英国では高い

実績を持つ。マンチェスターシティでチーム編成に口を出し、顔の見えない支配者と批判された

事もあったが、今ではチームをリーグの強豪にまで押し上げている。彼らの大切にするものは『ビジョン』

チーム作りも編成も『ビジョン』の為である。

決して当て付けなどの処置では無い事は確かだが、横浜マリノスはカルロス・ゴーンからの10億円の

支援があって成り立っているクラブで、独立採算性と言えども他のJのクラブに比べて甘えている。

名古屋グランパスのように2部落ちしないように改革を断行するのは当然のことだ。

私は俊輔の移籍よりもCFGの『ビジョン』と手腕に注目したい。そして今のオフェンシブハーフに

必要とされることは司令塔としての役割ではなく、フィールディングと運動量だ。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする