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日本会議の意義なんてこんなものだ。

2017-01-24 23:44:51 | 政治
日本の保守派思想の代表格で安倍内閣の殆んどの閣僚が参加する日本会議は、常々日本の政治を

牛耳る影の存在として恐れられてきた。そして憲法改定を目論み、日本を戦争へと駆り立てようとする。

嘗ての世界大戦の名残のある組織出身の人物が代表を務めていることに不安感を覚え、昨今の右傾化を

陰で推進してきた原点として見られている。

まぁまぁ正解だ。これで大体は合っていると思う。だがしかし、私個人の意見を言わせてもらう。


日本会議の正体はそしてその目的は・・・・実は日本の社会保障の一環である介護福祉事業を充実させて

高齢者に恩恵のある社会づくりをしていく高齢者の集まりだ。日本会議の遍歴をみているとどうも介護事業との

関連性が高そうな雰囲気がある、日本会議が発足したのが1997年で介護保険が国会に提出されたのも1997年。

介護保険事業が始まったのが2000年で2001年からは三好達が日本会議の代表を務めている。

2015年に介護事業改革が始まってからは三好達も代表の座を退いている。今年で90歳になる老人に何を

恐れることがあろうか。所詮はこの程度の存在価値しかない。後は日本会議の責任問題で、免罪符として組織が

利用できるかどうかだけの人材にしか当て嵌まらない。


到底「憲法改定」など出来る活動内容ではない、表向きには米国の要請を汲み取って保守改憲派との

趣を看板にしているのも、そうでなければこれだけの団体を許可されない。そもそも米国が日本に対して

「憲法改定」を望んでいるのならば、それは日本の民主主義では不自然なことであるからだ。

中東情勢でイスラムスンニ派原理主義の過激集団がISISならば、日本の神道改憲派原理主義が日本会議。

どちらも原理主義で軍事関連に強い欲求を持っていて某国の影ながらのパトロン付き。

違うのは中東が若者中心で日本が老人が中心となっていること。過去の学生運動のようにフラストレーションを

爆発させるだけの行動を容認できる受け皿は今の若者世代には無い。


しかしトランプ大統領になってからは日本会議も思わぬ方向性を要求されるだろう。なにせ「憲法改憲」の

スローガンは現実的には達成が難しく米国のジャパン・ハンドリング向けの売り文句だからだ。

米国の日本向けオペレーションの波に上手に乗って利用していると思われてしまったらば最悪の展開が待っている。


「憲法改定」を目指し超高齢化社会を介護と共に生き抜く老人集団の日本会議。武力を持って戦わずして

その存在意義だけで日本に大きな負担と高齢化の被害をもたらす。決して良い集団とは思えない。

信じる者などいなくてもそこに存在しさえすれば良いのだから非常に楽であろう、これで立派な工作活動なのだから

しょうがないな。

コメント
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