先週のブログにこう書きました。
> スチール製の本棚は壁にしっかりと取り付けられていたために、
> 今回の震災で倒れてきたりせずにすんだのですが、
> 相当長時間揺さぶられたために、取り付け用の金具とかが壊れてしまったりしています。
> したがって、落ちた本をすぐに本棚に戻すことはできず、
> おそらく落ちなかった本も含めて、いったん全部外に出し、
> 業者さんに棚を取り付け直してもらう必要があるでしょう。
その取り付け金具というのがコレです。
この壁の柱に打ち付けてある金具が本棚にも固定されていて、
それで本棚を支えていたはずなのですが、
このように完全にブランブランと外れてしまっています。
左壁面をほぼ埋め尽くしているこのスチール製本棚に、
この金具が計3個取り付けられて本棚を転倒しないよう支えていてくれたのですが、
3個が3個とも全部こんな具合に外れてしまっていました。
もちろんこの転倒防止金具のおかげで、今回の震災でも本棚は倒れずにすんだわけですが、
あれだけの揺れのためにもう二度と使えないくらい破損してしまいました。
この写真ではわかりにくいかもしれませんが、
けっこう厚い金具がぐんにゃり曲がってしまっています。
というわけで、11日以降は転倒防止がまったくできていない状態だったのです。
この問題を解決しないことには、落下した本を元の位置に戻すことができません。
そして、今日やっと業者さんが来てくださいました。
一番恐れていたのは、先週も書いていたように、
今のままの状態では転倒防止措置を施すことができないので、
棚に残っている本をいったん全部外に出してください、なんて言われることでしたが、
なんと、そんなことは言われずにすみました。
残っている本はそのままにして、今日その場で新しい金具を取り付けていってくださいました。
前回よりも厳重に、本棚の柱を両側から包み込むように金具を取り付けていただきました。
これを6本の柱全部に施行してくださったのです。
これなら今回級の地震がまた来ても、
取り付け金具が全部外れてしまうということはないでしょう。
まあ、別の手を施さないかぎり、本が落下してくるという事態はまだ回避できませんが、
この本棚自身の下敷きになってしまうという最悪の結果は避けられそうです。
そして、なんといってもうれしいのは、廊下に山積みになっている本を、
すぐに棚に戻し始められるということです。
これも先週書いたとおり、右壁面の木製の本棚 ↓ は、
本棚全体が少し動いてしまい、コンセントを圧迫してしまっていますから、
こちらはやはり一度全部本を外に出して、皆さんに手伝ってもらいながら、
本棚を元の位置に動かさなければなりません (重いんだろうなあ)。
しかし、本を外に出そうにも、廊下はもう本だらけですから、出す場所がないのです。
それで途方に暮れていたわけですが、
今廊下に出ている本はもうスチール本棚に戻すことができますので、
左壁面の本を戻してしまった後で、今度は右壁面の本を外に出し、
本棚を元の位置に戻してから、本を収納しなおせばいいという、
復興の全体計画みたいなものがやっと見えてきました。
まだまだ遠い道のりであることに変わりはありませんが、
どうすればいい、何をすればいいというのがはっきりすれば、
それに向けて少しずつやっていくだけです。
これからちょっとはやる気を出して、一歩一歩前に向かって進んでいきたいと思います。
さて、そこで気になるのは、福島原発のほうは、
そういう沈静化させるためのプログラムが見えてきているのかということです。
やるべきことさえはっきりしてくれれば、
あとはどんなに時間がかかろうと地道にやっていくだけですし、
その間発生するであろう付随的なトラブルも一つ一つ処理していけばすむでしょう。
しかし、こうすればいいという全体の流れががなかなか見えてこないところに、
今回の問題の根深さがあるように思われます。
> スチール製の本棚は壁にしっかりと取り付けられていたために、
> 今回の震災で倒れてきたりせずにすんだのですが、
> 相当長時間揺さぶられたために、取り付け用の金具とかが壊れてしまったりしています。
> したがって、落ちた本をすぐに本棚に戻すことはできず、
> おそらく落ちなかった本も含めて、いったん全部外に出し、
> 業者さんに棚を取り付け直してもらう必要があるでしょう。
その取り付け金具というのがコレです。
この壁の柱に打ち付けてある金具が本棚にも固定されていて、
それで本棚を支えていたはずなのですが、
このように完全にブランブランと外れてしまっています。
左壁面をほぼ埋め尽くしているこのスチール製本棚に、
この金具が計3個取り付けられて本棚を転倒しないよう支えていてくれたのですが、
3個が3個とも全部こんな具合に外れてしまっていました。
もちろんこの転倒防止金具のおかげで、今回の震災でも本棚は倒れずにすんだわけですが、
あれだけの揺れのためにもう二度と使えないくらい破損してしまいました。
この写真ではわかりにくいかもしれませんが、
けっこう厚い金具がぐんにゃり曲がってしまっています。
というわけで、11日以降は転倒防止がまったくできていない状態だったのです。
この問題を解決しないことには、落下した本を元の位置に戻すことができません。
そして、今日やっと業者さんが来てくださいました。
一番恐れていたのは、先週も書いていたように、
今のままの状態では転倒防止措置を施すことができないので、
棚に残っている本をいったん全部外に出してください、なんて言われることでしたが、
なんと、そんなことは言われずにすみました。
残っている本はそのままにして、今日その場で新しい金具を取り付けていってくださいました。
前回よりも厳重に、本棚の柱を両側から包み込むように金具を取り付けていただきました。
これを6本の柱全部に施行してくださったのです。
これなら今回級の地震がまた来ても、
取り付け金具が全部外れてしまうということはないでしょう。
まあ、別の手を施さないかぎり、本が落下してくるという事態はまだ回避できませんが、
この本棚自身の下敷きになってしまうという最悪の結果は避けられそうです。
そして、なんといってもうれしいのは、廊下に山積みになっている本を、
すぐに棚に戻し始められるということです。
これも先週書いたとおり、右壁面の木製の本棚 ↓ は、
本棚全体が少し動いてしまい、コンセントを圧迫してしまっていますから、
こちらはやはり一度全部本を外に出して、皆さんに手伝ってもらいながら、
本棚を元の位置に動かさなければなりません (重いんだろうなあ)。
しかし、本を外に出そうにも、廊下はもう本だらけですから、出す場所がないのです。
それで途方に暮れていたわけですが、
今廊下に出ている本はもうスチール本棚に戻すことができますので、
左壁面の本を戻してしまった後で、今度は右壁面の本を外に出し、
本棚を元の位置に戻してから、本を収納しなおせばいいという、
復興の全体計画みたいなものがやっと見えてきました。
まだまだ遠い道のりであることに変わりはありませんが、
どうすればいい、何をすればいいというのがはっきりすれば、
それに向けて少しずつやっていくだけです。
これからちょっとはやる気を出して、一歩一歩前に向かって進んでいきたいと思います。
さて、そこで気になるのは、福島原発のほうは、
そういう沈静化させるためのプログラムが見えてきているのかということです。
やるべきことさえはっきりしてくれれば、
あとはどんなに時間がかかろうと地道にやっていくだけですし、
その間発生するであろう付随的なトラブルも一つ一つ処理していけばすむでしょう。
しかし、こうすればいいという全体の流れががなかなか見えてこないところに、
今回の問題の根深さがあるように思われます。