食卓にて。
マスミのクラスの、とある男の子のママの話をし始めた私。
通勤時の朝と夕、たまに見掛ける彼女。
働くママなのだ。
彼女、茶髪に趣味の悪い化粧。
朝は喫煙所で携帯片手にタバコぷーかぷか。
夕方は靴をバコバコ言わせながら歩きタバコ、
最後は排水溝にポイ捨て。
「イイ歳して、なんてマナーの悪い奴」って思っていた。
ところがある日、彼女の自宅をたまたま知ってしまった。
明らかに旦那の親と同居だった。
数日後、自宅前で彼女が立って何かを待っているのを見掛けた。
何してるんだろ?と思わず注意していると、
デイケアサービスの車がやってきて、彼女の前で止まった。
ああ、そういうことか…。
そんな舅か姑を抱えてるのか…。
「彼女は彼女なりに色々大変なんだな、って思っちゃったんだよね。」と私。
すると、それまで黙って聞いていたマスミが急に口を開いた。
「じぶんだけのじかんってことね?」
…!!
「マスミ、真理をつくなあ」トシチャンが思わず唸る。
子どもの言うことに、驚かされっぱなしの日々。
マスミのクラスの、とある男の子のママの話をし始めた私。
通勤時の朝と夕、たまに見掛ける彼女。
働くママなのだ。
彼女、茶髪に趣味の悪い化粧。
朝は喫煙所で携帯片手にタバコぷーかぷか。
夕方は靴をバコバコ言わせながら歩きタバコ、
最後は排水溝にポイ捨て。
「イイ歳して、なんてマナーの悪い奴」って思っていた。
ところがある日、彼女の自宅をたまたま知ってしまった。
明らかに旦那の親と同居だった。
数日後、自宅前で彼女が立って何かを待っているのを見掛けた。
何してるんだろ?と思わず注意していると、
デイケアサービスの車がやってきて、彼女の前で止まった。
ああ、そういうことか…。
そんな舅か姑を抱えてるのか…。
「彼女は彼女なりに色々大変なんだな、って思っちゃったんだよね。」と私。
すると、それまで黙って聞いていたマスミが急に口を開いた。
「じぶんだけのじかんってことね?」
…!!
「マスミ、真理をつくなあ」トシチャンが思わず唸る。
子どもの言うことに、驚かされっぱなしの日々。